今日の凄いことは、チンチラ猫の火葬でお骨上げの時に顎のお骨と頭のお骨がくっ付いてそのまま骨壺に入れることが出来ました。
本当に、スゴイ事ですよね。
通常は、あごのお骨と頭のお骨は、火葬した場合離れてしまっているのが多いのです。
今日のチンチラ猫ちゃんの火葬では、頭のお骨と下あごが確りとくっ付いたまま火葬が終了しました。
こんな事は、通常に火葬していても中々起きないものです。
それが、現実に起きたのです。でも、ここまでは時々あることです。
ここからが違うのです。
お骨上げの時に通常は、緊張して持ち直したり、顎のお骨が離れてしまうのがもっぱらです。
でも、今日は違いました。
当然、上手く入れるためのお骨の持ち方や骨壺に入れ方を良く説明するのですが、それが中々上手くできないのが現実です。
やはり、今回9回目のリピータのお客様ですから違いますね。
ゆったりとお骨をつかむとそのまま、一気に骨壺に入れてしまいました。
チョット、持ち方が上から持用にと説明したのですが、お客様の耳には入らなかったみたいで、少し横向きに持ってしまいました。
その為、骨壺に入れる段になって辛そうでしたが、何とか入りました。
頭のお骨と一体になっていた、下顎の部分もついています。
凄いですね。
こんなに上手く骨壷に入れることが出来るのは、流石、9回目のお客様だと思いました。
火葬で頭のお骨が下顎と一体になって火葬が終了できたのは、1か月に一度位あると思いますが、そのお骨をおお客様が失敗しないで入れることがとても難しいことなんです。
先月も、インコちゃんの火葬で、下顎もついた状態で火葬が終了いたしましたが、いざお客様が頭のお骨を持ち上げようした時に、頭のお骨を壊してしまいました。
頭のお骨って比較的丈夫なお骨です。
通常の持ち方ですと頭のお骨は壊れないですが、きっと気合が入ってしまって強すぎたのでしょう。
とても、残念な思いに駆られました。
でも、今日は違います。
猫ちゃんの頭のお骨でっすから、素手で持ってもらいます。
「目の所がとても強いのでここを持ってください。」と説明はしましたが、いつものようにスッと入れてしまいました。
こんなことは、1年間に一回あるか無いかのとても貴重なお骨上げで、お客様も大満足のお骨上げでした。