アフリガメガエルの火葬をいたしました。
今まで、いろいろなペットちゃんの火葬をしてまいりましたが、カエルの火葬は、「まだしたことがありません」
ですから、今回が初めてになります。
似たようなペットちゃんは、カメレオンちゃんの火葬を昨年の10月に致しました。
体重も今回と同じ150gです。
ビックリしたのは、両生類のペットは頭のお骨が軟骨みたいで、グズグズになってしまうのですが、今回のカエルちゃんは、確りと頭のお骨が残っています。
丁度、ハムスターの頭と同じようでしたが、半分ぐらいの大きさでした。
身体には、お肉がいっぱいついていましたし、足も長いのですが頭のお骨はとても小さなお骨でした。
鼻筋が通っていて、「T」の字を太くしたような格好でした。
「両生類でも、頭のお骨が確りと残るんですね。」と感心いたしました。
今回のお客様は、お骨が確りと残るかどうかを心配していましたが、確りと体形が確りとわかるようなお骨でした。
頭から背骨が通っていて、そのよう脇に足のお骨が両側に伸びているのが分かります。その先っぽの指先のお骨までとても小さいですが、お客様に説明することも出来ました。
唯、火葬時間を40分も掛けたのですが、お骨が黒いのです。
通常は、真っ白になるのが普通ですが、全体的に黒い色がいっぱいありました。
黒いお骨の原因は、体の中の悪い部分が火葬を終了すると黒くなって残ります。また、火力がその部分に届いてなくて、燃えカスとして残る場合もあります。
今回は、40分も掛けています。(猫3キロ位の火葬時間と同じ位)
ですから、「火葬時間が足らなくて残る」と言うのと訳が違います。
今回の火葬で予定時間は、30分でした。
火葬している担当者が、「チョットお骨が燃え残っているのかも?」と思って火葬終了間際に35分に伸ばし、「まだ黒いのが消えない」ともう一度5分増やして40分の火葬で終了しています。
これと同じ現象が、ハムスターに現れる場合があります。
ハムスターも時々、全身が黒っぽくなって火葬が終了する場合がああります。
これも、火葬時間を十分とっていますが、黒っぽい色がお骨全体をしめている場合があるのです。
理由は、いまだ不明です。
色々と調べてみても、黒くなる理由がはっきりしません。
ですが、カエルの火葬でも、確りとお骨が残ることが実証されましたし、今回カエルは頭のお骨が確りと残った事が特記する内容です。
両生類で珍しい事ですよね。
追伸、今回初めてと言ってブログを書きましたが、実は、良く調べると27年12月3日に「クランウィルツノガエル」と言う100gの火葬をしていました。
その時は、「お骨が真っ白でとても綺麗なお骨でした。」とブログにも書いてあります。
今回の、カエルちゃんは2匹目にあたりますので、訂正させていただきます。