インコのお骨が全部綺麗に残せるのは、特別な技術が必要になります。
セキセイインコ(20グラム)の火葬中のお客様との会話です。
お客様から質問されました。
「何でお骨が残らないのに、火葬できます。」って火葬する業者って言うんでしょうね。
極小動物の場合は、お骨は残らない場合が可也あります。
通常は、お骨が残らないのが普通なのかもしれません。
インコやハムスター、文鳥、金魚などのとても小さいペットの火葬ってとても難しい技術が必要なのです。
「インコの火葬」「文鳥の火葬」等のキーワードで検索してみると、検索で上位にある火葬する会社でも下記のような表現になっていました。
***************************************
「インコの火葬をお受けします。」と書いてあっても、お骨が残ると書いてない会社があったり、
小さいもののお顔やくちばしが分かる様に残ることが多くあります。
大切な家族である小鳥たちの葬儀・火葬を丁寧に執り行います。
これまで骨が残っているのは珍しい、との話でしたが、しっかり元の部位がわかる形で残っている骨も有りました。
「お骨は拾いました。」と書いてあります。
(どんなお骨がどんなに残ったとは書いてありません。)
お骨をキレイに残します。(お骨の残り方はお子様によって異なります。) 火力調整をして丁寧に火葬。小さなお骨もお拾い頂けます。安心してお任せ下さい。
文鳥ちゃんの火葬・葬儀は、○○が訪問させていただきます。
動物大好きなスタッフがご家族の気持ちを大切に寄り添い。丁寧で真心こめた葬送をお約束します。どうぞご安心ください。
インコちゃんの火葬に特化した、小さなお骨を出来るだけ崩さずに、そして綺麗に残すため、火葬のエキスパートが熟練した技術のもとご火葬致します。
また、通常ご火葬するよりも、特殊な保護具を使用して丁寧に火葬する事により、小さなお骨までしっかりと残りますので、全てのお骨を拾う事が可能となります。
この様な内容です。
又、火葬を紹介する会社のページには、
*********************************
鳥類に分類されるインコも対応してもらえるはずです。
基本的にインコを火葬した後は骨が残らないことが多く、お骨の取り上げが難しい傾向があります。なかにははっきり残すことが可能という業者の存在するため、事前に確認を取るのが賢明です。
この様に書かれています。
個人のブログや業者のお客様の声のページには、
***************************************************
チッチちゃんの火葬は無事に終わり、Uちゃんの手によってお骨上げが執り行われ、チッチのお骨は一番小さな2寸の骨壺に納められました。
(お骨がどの様に残ったかは、書いてありませんでした。)
頭と翼(片方)と足(片方)がきれいな形で残っていました。
(個人のブログにこのような書き込みもありました。)
一つ一つの羽の骨までくっきり残っていて、その一部を小さなケースに入れて持ち帰りました。(yohooの知恵袋 detail.chiebukuro.yahoo.co.jp)
Googleの広告で、インコやハムスターの検索ページには一番上の方から4つ出ていますが、インコやハムスターの内容がないページが出ているだけです。
鳥類は骨が軽くもろいので、
爪楊枝ぐらいしか残らないかも知れませんよと言われました。
心配していたお骨はしっかり残っていて
嘴はしっかりその形のままでした。
田舎だとペットを火葬してくれる業者さんが居ないのが普通なので
してもらえただけでも本当に良かったなと思いました。
このような表現でした。
でも、何れも「全部のお骨が残った。」とかの表現はありません。
ここで、素晴らしいのを見つけました。
それは、「小動物の火葬でも骨はちゃんと残るか。」という内容の動画です。
確かに、頭のお骨から色んなお骨が載っている動画です。
それを、ここに紹介したいと思います。
左右同じ動画から取りました。この黒い燃えカスがとても気になります。これはまだ火葬が終了していません。
私たちも極小動物の火葬技術の開発をしていた時の初期の状態のお骨です。
このような状態のお骨から下記にあるお骨になるまでに8年の歳月がかかりました。
これから、この黒い燃えカスを取るのに15分から20分かかります。
これからの状況を説明しますと、
頭のお骨が「フラフラ」、「フラフラ」として参ります。
この後に、頭のお骨や他のお骨が風圧で何処かに飛んで行ってしまうんです。
ここまでなら初級技術で何とか持っていくことが出来ますが、これからが本当に難しかったです。
でも、素晴らしい技術です。お骨を残す事に最重点を置いて火葬しているからです。
通常はここまで行かないのですから。
色々と調べて見ましたが、この黒い燃えカスが残っている動画しか見つけることが出来ませんでした。
当園では、普通に綺麗に全部のお骨が残る技術を確立いたしましたが、これは特別なのですね。
ホームページを自分で作れる所は殆どなくて、業者に作成を依頼しますので、作成業者が犬、猫のページと同じように言葉だけ変えて作ってしまうので、実際はお骨が確りと残せる事がなくてもホームページだけ存在してしまうのでしょう。
実際に電話してみると、お骨が綺麗に残るという返事ではなくて、「残せるように火葬します。」と言った返事になってしまうのでしょう。