「雑種で12キロ位だと思いますが、個別の一任火葬でお願いします。」というご依頼のお客様でした。
10時の予約でしたが、こちらの都合で9時20分頃に到着しそうなので、電話でその旨を話して了解をもらい到着しました。
今回のお客様は、八王子でも有名な住宅団地へ引っ越したばかりという事でナビには表示されませんでした。
近くまで行って一々表札を確認しましたが、有りません。住居表示の番地を頼りに新築したばかりの家がそうでしょうと、訪問したらその家でした。
犬ちゃんは、玄関の外に段ボールに入れて置いてありました。段ボールの中で体を丸めて入っていましたが、12キロとは思えないほど大きくて見えました。
今回は、秤を持っていませんしお客様が12キロと言うのでそうなんでしょう。
雑種で何と何の雑種だかわかりませんと言っていましたが、見た感じでは柴犬と秋田犬の雑種見たいです。
通常秋田犬が混ざっていると大型犬扱いですが、今回の犬ちゃんはそんなに大きくないので秋田犬の割合はかなり低いとも思われました。
秋田犬が混ざっていると、やっぱり大きく見えますね。でも火葬はそんなに難しそうでなさそうです。
体が筋肉質で締まっているように見えますし、柴犬も秋田犬も火葬自体は楽な部類に入りますので。
創価学会のお客様でしたので、火葬炉に載せてからお題目を上げて貰ってから引き取ってきました。本社から摘み取って来たお花とお客様が用意した食べ物を入れて火葬です。
火葬場所は、ご自宅から5分ほどの山の中で行いました。近くに火葬するには持ってこいの場所がありましたので、10キロ中ほどの犬ちゃんでしたが大型の火葬車ではなく、小型の火葬車で行いました。
火葬自体は、万が一の事も考えて超難度の火葬方法のs火葬法で行いました。火葬してみるとやっぱり柴犬と秋田犬です。全く順調に火葬ができましたが、大きい犬でしたので2次火葬炉の温度が1137度まで上がってしまいました。
途中で2次の火葬炉を切って温度を下げましたが、煙突の付け根が真っ赤になってしまいました。でも、臭いも煙も全く出ずに火葬を終了させることが出来ました。
火葬時間は80分間です。
火葬したお骨の肝臓辺りがお薬の色と黒い色が着いていてそこが悪かったということが如実に物語っていましたが、お顔や骨盤などは真っ白でとても綺麗なお骨です。
お客様の要望で、「庭に埋葬するので4寸の骨壷にお骨を崩しても良いので入れてください。」との事なので何とかお骨を崩しながら入れましたが、凄く勿体ない感じです。
火葬してすぐにお届け致しましたが、お客様はお出掛けでしたが、すぐに戻られ骨壷の中を見ずにお骨を受けとりました。
今回も綺麗で安全な火葬が出来て良かったです。お客様の笑顔も素敵でした。
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