今日の町田市相原からいらっしゃいました、雑種猫ちゃん16歳の立会火葬で凄いことが起きました。
当園の火葬したお骨は、火葬した形のままでひとつもお骨をいじくらずにお客様の前にお出しします。今回もその様にお客様の前にお出しいたしました。
横に寝かせて火葬していますので、頭があって背骨が弓ぞりに曲がって続き骨盤があって、足がその前にあるという形です。
その頭の部分ですが、顎のお骨が頭のお骨から離れているのが普通ですが、今回の猫ちゃんは全くくっ付いたままでした。くっ付いたままでも頭のお骨を持った瞬間に顎のお骨が落ちて離れてしまうのが普通ですが、今回は全くくっ付いているままです。
こんなことってあるのですね。過去5〜6回はそのまま骨壺に入れようとして骨壷に入れた所で離れてしまった事はありますが、今回みたいに持って上を向けたり、下に向けたりしても離れませんでした。
16歳の猫ちゃんでしたが、老衰とお客様は言っていましたが、肺に腫瘍がありました。
でも、全くお骨自体は真っ白でとても綺麗な猫ちゃんでした。
今回の火葬は猫ちゃんの立会火葬で共同墓地への立会埋葬もありましたので、仮の骨壷でしたがお客様のご主人が持って骨壺に入れましたが顎のお骨と頭蓋骨が全く一体で離れることはなく、猫ちゃんの生前の顔の形がはっきりと分かりました。
お客様にこんなに確りと顎のお骨が頭蓋骨と一体になってお骨上げを出来るのは500件で1件あるかないかです。と言うと「そんなに凄いことですか。良かったね。」と言っていました。
何か嬉しそうな笑顔になっていただきました。
火葬したお骨の埋葬もお骨上げをしてお骨を確認した後すぐに行いました。
今回は、他で火葬したお骨もいっしょに持参して一緒に共同墓地へ埋葬する事ですので二つの骨壷を抱えて共同墓地へ向かいました。
二つの骨壷とお水を持って後、首輪塚に一緒に納める首輪の金具も持って貰いました。
共同墓地では香炉の前に骨壷を置いてもらい、お線香を上げてお経を上げさせて頂きました。
お経が終了するとカロートの中に散骨埋葬です。
埋葬は、以前他で火葬した猫ちゃんから始まりました。その猫ちゃんの骨壷をゆっくり開いて一つづつお骨をカロートの中に落としていきます。
皆様が交互におこないました。
一つが終わると、次の今日火葬した猫ちゃんのお骨の番です。この猫ちゃんのお骨も皆様が交互に埋葬を行い、最後に小骨を骨壺を逆さにして一期に埋葬をして終了です。
その後、首輪塚に首輪の金具を納めて今回の火葬と埋葬が終了いたしました。
「いつでもお参り出来ますね。」「近くだからまた来ようね。」
町田市の相原からだと20分位で来園できるでしょう。
今回顎のお骨が頭のお骨と一体になって埋葬の時も全く離れ時に埋葬が出来ました。この素晴らしい猫ちゃんのご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。
町田市からのペット火葬