本日のメーンの火葬は、イングリッシュ・スプリンガー・スパニュエル犬の火葬でした。
この頃、大型の火葬車の火葬が増えています。最近の異常気象の高温による死亡が原因だと思いますが、比較的大きな犬ちゃんを火葬する機会が増えています。
35度を越す高温で、特に大型の犬ちゃんが温度に耐えきれなくて死んでしまうことが多いように感じます。今日のイングリッシュ・スプリンガー・スパニュエル犬のきいちゃんもその内の一人でしょう。
仏壇の前に置いたトレーの中にきいちゃんは目を開けて休んでいるみたいでした。スタッフがきいちゃんの目を閉じて上げて安らかな眠りにつかせて上げました。
でも、時々目を開けます。 それに気付いたスタッフが、又目を閉じてやります。
「安らかに、眠りについたな。」と思っていると暫くして目を開けています。 何かヤンチャなきいちゃんが遊んでいるみたいです。
礼拝所では、「お客様が無宗教ですのでお経はなくても大丈夫です。」とのことで、お線香を上げてお別れ式を行いました。
火葬炉では、持参した大きな花束をダッコするようにして、ペット霊園のお花も添えてお花一杯です。食べ物もお写真も御手紙も入れました。
この子は、13キロと言っていましたが大きく見えます。きっと毛が長くて大きく見えるのでしょう。
火葬炉のお別れも、最後にお線香を上げて「きいちゃんの成仏を願って拝礼して終了です。」火葬炉の蓋を閉める瞬間が「とても悲しい。」と皆さん言いますが、その通りです。
確りと見送っていました。 火葬車の後を涙をこらえて見送っていました。
火葬時間は65分間でした。 今回は、新たな火葬方法の開発とその効果を試しています。 当園の大型火葬炉は、大型犬の安定的な火葬が出来るように、過燃焼防止装置が付けてあります。過燃焼を防ぐには良いのですが、火葬した後の掃除が大変な作業にまります。
一回終わるごとに、サンダーで鉄のこびり付いている残骸を取り除く作業があります。 今回から、その作業が無くなるよう火葬炉の改良を致しました。
その副産物として、今回のイングリッシュ・スプリンガー・スパニュエルの脂の吸収も出来て火葬そのものが安定した火葬になりました。
今回の火葬で、火葬した後の過燃焼防止装置の汚れは全くなくてとても綺麗でした。これ火葬したあとに掃除機か箒で取ればすぐ次の火葬に使えます。
今回は、うまくいきましたが何回か試していくうちに、不都合な事が出てくると思いますが取り合えず成功したことをお知らせしたいと思います。
イングリッシュ・スプリンガー・スパニュエルの専門のページ