お客様が霊園について、「え、これで火葬するのですか。」とビックリしたようにおっしゃいました。
お客様が駐車場に入れた隣に大型の火葬車が、火葬準備を整えて置いてありました。
お客様は、固定炉で火葬するものだと思って来たのでしょう。
ホームページにも当園の火葬は、固定炉ではなくて移動用火葬炉で火葬すると書いてあるのですが、ペット霊園は固定炉と思い込んでしまっているようです。
私達の霊園の火葬は、全て車に火葬炉を載せた移動用火葬炉での火葬です。
時々、「固定炉でないから。」とキャンセルする方もいらっしゃいますが、殆どの方が了解のうえで来園してくれます。
そして、リピータのお客様からのご紹介を受けたお客様がどんどん増えています。
このお客様たちは、移動用の火葬炉でお客様のご希望にあった思い道理の火葬が出来たので、お友達にご紹介をしてくれるのでしょう。
もし、ペット霊園は固定炉とお考えの方はこのページを見てペット霊園でも移動用の火葬炉を使って火葬している所があるという認識をしてほしいと思います。
移動用の車に積んだ火葬炉は、「火葬が雑に行われる。」とか「何か、粗末な火葬をされるんではないかと思っている人がいるみたいですが、それは誤解です。
10キロ以下の小さなペットには、この小型で優しい火葬ができる、移動用の火葬炉の方が大型の固定炉に比べてより良い火葬が出来ます。
私たちは、10キロ以上の犬ちゃんの火葬にも最適な大型の火葬炉を積んだ車も持っています。
大型の火葬車は、ご近所に配慮して霊園の近くの迷惑のかからないところへ行って火葬をしてまいります。
今回のお客様は、12キロのコーギーちゃんでした。
「お経もお線香もいりません。」と火葬炉に載せて、持参したお花と霊園のお花でいっぱいに飾ってお別れして出棺を見送りました。
火葬したお骨は、真っ白でした。でも肺に腫瘍がありました。コーギーちゃんは痩せていないので多分ポリープだと思います。
「これで、火葬するんですか。」とビックリした様子ですが、火葬したお骨とその説明を聞いて気分を良くしたみたいです。きっと思っていた以上の綺麗な火葬により大切なコーギーちゃんがよみがえったような感じがしたのかもしれません。
足の、指の先端の爪に似たお骨を4本別のビニールの袋に入れて持ち帰りました。
帰りは、笑顔で「有難うございました。」と言って帰りました。
こちらも、移動火葬車での火葬がご満足いただけたのでホットしたコーギーちゃんの火葬でした。