川崎市中原区からハムスターの火葬並びに共同墓地への埋葬でお越しいただきました。
10時丁度に来園でした。
川崎市中原区から随分時間が掛かりましたか、と聞くとそれよりこの周りで分からなくなってしまい、この周りをグルグルでした。」と言われました。
携帯のナビで経路を調べたら43キロ
府中街道を通って中央高速八王子インター下車で1時間36分とでました。
「お客様に聞いたら1時間30分ぐらいは掛かりました。」と言っていました。
検索したのは、パソコンで「小動物火葬」で調べたそうです。
又、お友達にも聞いたらしくてそのお友達が紹介したのは、高尾のほうの霊園と八王子下柚木ペット霊園だったそうです。
「高尾のほうは、値段も高かた。」と言っていましたが、「ここは分かりにくかった。」とも言っていました。又「お花がいっぱいあるから。」とも。
可愛い小学生の娘さん2名と一緒にいらっしゃいましたが、仲の良さそうなご家族でお姉ちゃんが妹さんを常にリードしていました。
小さなタッパの小箱にオガクズを敷いて、その上に寝かせています。タッパウエアーの蓋の上には保冷剤を載せて冷やしてありました。
事務処理を終えるとすぐにお葬式です。
小さな娘さんもご両親の遣り方をまねてご供養のお線香を上げていました。
火葬炉では、ハムスターの火葬なのでお布団を敷いた火葬になりますのでそのお布団の周りにお花や箱の中に敷いていたオガクズも並べて飾りつけをお別れをして点火を見守りました。
火葬中、埋葬するときに塔婆を立てるかどうかを決めるために、共同墓地へ案内させていただきました。
共同墓地へ案内すると、「お花がいっぱい。」が最初の言葉でした。
ここで雨ばかりでしたので、ペチニアやマツバボタン等はお花の付があまりよくありません。
でもサルビアやマリーゴールド、キバナコスモス、インバチェンス等がいっぱいに咲いています。樹木のお花は、ムクゲ、サルスベリ、ノーセンガヅラがお花をいっぱいにつけています。
ですから、お客様が「お花がいっぱい。」と言ったのでしょう。
マツバボタンやペチニアが今一と説明すると怪訝な表情をしました。「こんなにお花がいっぱい咲いているのにもっと凄くなるの?」と思ったのでしょう。
火葬時間は25分間でした。
今回は一任火葬と立会埋葬でしたのでお客様はお帰りにならずに火葬中ずっと待っていていただきました。
折角だから火葬したお骨も少し説明してやることにいたしました。
火葬炉の脇でご説明をして、喉仏や背骨、足の指、顎の骨、歯、そして確りとした頭のお骨を説明しましたが、お客様はビックリしていました。
「こんなに綺麗に残るんですか。」「頭のお骨が可愛い。」
説明が終わるとスタッフがお骨上げをしてお客様にお渡しいたしました。
これから共同墓地での埋葬です。
共同墓地の前で、ご供養をしてから埋葬をいたしました。
小さなお子さん達が主役です。
一番下のお嬢さんがお骨をカロートの所に入れるときに、箸が滑って落としてしまった時もお姉さんが叱り半べそをかいた時もご夫婦が脇から「良いのよ。良いのよ。でも拾って入れてね。」と援護していました。
共同墓地での埋葬も終わり、塔婆を塔婆たてに立てたから、そこに咲いているキバナコスモスの種を採ってプレゼントしました。「これは何時撒いたら良いですか?」いつでも大丈夫です。この種は強いですから。
こんな会話をしながら、埋葬も終了しました。「この共同墓地へはいつお参りにきてもいいですか。」と質問があり、いつでも好きな時間に来てください。と言うと「良かった。」
「こちらに来た時は、いつでも来ようね。」「有難うございました。宜しくお願いします。」と言ってお帰りになりました。
お骨が思った以上にしっかりと残り、お花いっぱいの共同墓地へ埋葬でき、満足そうなお顔でお帰りになりました。
私達もお客様のその満ち足りたお顔を拝見して、心の中で安堵の気持ちでいっぱいになります。
火葬技術の練磨とお客様にご満足をいただくためにより良いペット霊園を運営してまいります。