朝一番の犬ちゃんの火葬は町田市相原町のパグ犬フクちゃんでした。
段ボールに入れてタオルを掛けて、お花で飾って連れてきました。
お話を聞くと何と18歳の6ヶ月だそうです。「20歳まで大丈夫だと思っていたんですが。」と言っていました。
見た感じでは、そんなに大きく感じなかったのですが、火葬炉に載せたときに持ち上げてみるとやっぱり10キロの犬ちゃんです。ズシッと重かったです。
お客様は、ご葬儀を行う前に言っていましたが、「お前はオデブちゃんだから抱っこする時に重いんだよね。」と。
良く良く見るとお腹辺りもパンパンです。
「お散歩に連れて行かなかったので。」「お散歩も好きじゃなかったみたいでしたが。」とも言っていました。
礼拝所でお葬式を済ませ、大型火葬炉に載せて霊園のお花で飾ってお別れです。礼拝所で拝礼をするときに「成仏して下さい。」と心の中で念じて貰っていますが、最後の火葬炉でのお別れも確りと念じていたようです。
火葬炉でのお別れは、お不動さまの真言を唱えてペットちゃんが熱くて苦しまないようにお祈りをしています。今日も唱えさせて頂きましたが、皆様小さな声で「今まで有難う。」と言っていました。
火葬は、大型の火葬車で正解でした。
やっぱり太めのパグ犬は、脂が多いです。火葬しながら犬ちゃんを見ていると脂が滴り落ちるのがよく分かります。
火葬中、高燃焼にして火葬すると煙突から火柱が立ってくるのが分ります。
途中で強制空気の注入の3段階ある強にしても、うっすらと火柱が出てくるのが分ります。
それ程、このパグ犬は脂が多い犬ちゃんなんですね。
火葬時間は、45分間で終了しました。
火葬したお骨は、真っ白でとても綺麗でした。
やっぱり18歳のパグ犬の長寿タイ記録の犬ちゃんです。お骨は真っ白でとても綺麗でした。
でも、肺辺りに腫瘍らしきものがありましたが、太っていたのできっとポリープだったんでしょう。
火葬した姿は、全く火葬炉に入れた形のままでした。火葬炉の中で全く動かないおとなしい犬ちゃんでした。
やっぱり長寿タイの記録犬です。
お骨は、真っ白だし頭のお骨も全く崩れがなくて口の先からお目々、鼻筋、頭の天辺まで全く綺麗なお骨でした。、
今回は一任火葬でしたので、スタッフがお骨上げをして受け取りに来たお客様にお渡しいたしました。
お渡しするときに骨壷の中を見せてお骨の説明をしてから受け取ってもらいましたが、お渡しして持ち帰るお客様の笑顔がこぼれているのが良く分かりました。きっと思っていた以上のお骨の綺麗さだったんだと思います。
今日の出足から、パグ犬の最長寿のフクちゃんの火葬をさせてもらってとても気持ちの良い出足です。これから火葬するペットちゃんも綺麗に火葬が出来るように細心の注意を払って行おうと心を引き締めさせて次を火葬したいと思っています。
フクちゃんのご冥福をお祈りいたします。・・・・・・・・・・・・合掌。