八王子の美山町で移動火葬したポメラニアンは「体重が分かりません」とお客様が言っていましたが、計測すると何と6キロの体重でした。
火葬炉に載せたポメラニアンちゃんは、お腹が大きくてかなり肥っていました。でも生前はとても可愛かっただろうと推察できる寝顔です。
毛の色が焦げ茶色でいっぱい美味しいものを飼い主の皆さんに与えられていっぱい食べたのでしょう。こう言う肥満の犬ちゃんは、短命なのですがこのポメラニアンちゃんは、16歳だそうです。
長生きですね。
火葬炉でのお別れもペット霊園から持参したお花で飾りつけ、お婆ちゃんからお孫さんまで総出でお葬式を致しました。
勿論、お経も確りと上げさせて頂きました。
本当にみんなで可愛がっていたのでしょう、皆さん最後に「成仏して下さいね。」と念じて拝礼をするときに、深々と頭を下げていました。
お別れして、火葬炉に点火する時が一番辛いのでしょう、下を向いている方もいらっしゃいました。
このポメラニアンちゃんの火葬は、家の駐車場でしたが幹線道路の脇です。
私達も確りと迷惑のかからないように火葬しなければなりません。
今回の火葬は、S火葬を行いました。
このS火葬は、この様に肥満のポメラニアンちゃんには凄い威力を発揮する火葬方法です。
火葬時間は、45分間です。
火葬したお骨の肺あたりが黒くなっていましたので、そこら辺りがきっと悪かったと思われます。
お婆ちゃんが「近頃は便利だね、家まで来て貰って火葬してもらえるなんて。」と言っていましたが、家の前でお骨上げも出来ました。
喉仏は、初めて見たそうです。
とてもビックしていました。「喉仏と言う言葉は知っていましたが、こうして見るのは初めてです。」しっかりしていてとても綺麗な喉仏でした。
お客様も大変満足していた模様です。
ポメラニアンちゃんは、通常3キロですので倍の大きさでした。
今回のS火葬をしていないで火葬したらきっと大変な事が起こっていたかもしれません。
綺麗に火葬で来てお客様の満足して笑顔が見れてホットして霊園に戻ってきました。