前日予約だったお客様ですが、用事が出来て順延になったお客様でした。
予定の時間より15分前にタクシーで来園して、持参したポーチに可愛いキンクマハムスターちゃんが綿に包まれて入れてありました。
このキンクマハムスターちゃんは、見るからに大きくて。
お客様の申告では、150gと言っていましたので、今まで130gが最高でしたので今回20gも体重が多いことになります。
又、年齢でも3歳と24年2月18日に火葬したダイズちゃん120gと同じ3歳で最長寿のキンクマハムスターちゃんです。
お葬式を礼拝所で済ませて火葬炉に載せました。
今回もキンクマハムスターちゃんの火葬は、お布団火葬で火葬します。
ハムスターの中では、一番大きい今回の子ですが、150gはやっぱり小さい極小のペットの部類に入りますので、綺麗に火葬してお骨を全て残すにはこのお布団火葬が何としても必要です。
火葬炉までポーチの中に入っていたキンクマちゃんだけを取り出してお布団の上に寝かせました。最近のハムスターちゃんの火葬方法は、以前の火葬方法と変えてあります。
一次火葬炉の吹き出し口を、修理して取り替えてからは炎も勢いも強くなりましたので、今までの遣り方では吹き飛んでしまいます。
最近の方法は、この吹き飛びをなくして綺麗にお骨の火葬が終わるように考案した遣り方を使います。お客様には、お布団の上にはキンクマちゃんだけを載せて他のものは置かないようにお願いしています。
何といっても、極小のペット火葬は極めて微妙な火葬なのですから。
火葬時間は、30分掛かりました。
が だったので火葬時間を延長して火葬しました。
火葬したお骨は、やや赤らみていました。
キンクマハムスターは大きいですから、小さいハムスターなどでよく見えない喉仏も確りとよく分かります。喉仏だけではなく第一頚椎も良く分かります。
スタッフの手の上に載せて説明をさせていただきましたら、皆さん仏様の形をしている喉仏を理解してくれたらしく頷いていらっしゃいました。
足のお骨が、お薬の色のような青い色が着いていたのが気になりましたが、何が原因でそうなったかは分りませんでした。
お骨上げで、頭のお骨を骨壷に綺麗に入れてから喉仏と第一頚椎をその脇に入れる事が出来ました。お客様も「こんなにいっぱい残ってくれて、思ってもいませんでした。」と感激をしていました。
思った以上のお骨の量と綺麗に火葬してお骨をお持ち帰りできたお顔は綺麗に見送りが出来たという満足感でいっぱいなような感じにとれました。
平均的に綺麗にお骨が残り、お客様が喜ぶ顔を見ることが出来たことが何よりも嬉しかったです。