本日粉骨パウダーのご希望のお客様が来園致しました。
「ネットで見てたのですが、粉骨をお願いします。」と予約のお電話をいただきすぐ近くの方でしたので予約のお電話をいただきすぐにいらっしゃいました。
粉骨パウダーの場合は、火葬のお客様がいても車の中で待っていてもらえればすぐに終わります。今回も火葬中でしたが、電話を受けて10分ぐらいでいらっしゃいました。
ボストンテリアの5.6キロのお骨でしたが、「ゆったりと入れたほうが良いといわれて5寸の骨壷にされてしまいました。」と言っていました。
骨壷の中を確認すると、何とテープで止めてあってそのテープを剥がさないと骨壷の中は確認することが出来ません。
お客様に、「お骨を受け取って中を見ましたか?」と質問すると「見ていません。」
「7年前に横浜で火葬をお願いしたのですが、お骨は拾わせて貰えませんでした。」とも言っていました。
骨壷のテープを取って中を見てもらうと頭の形も分りません。お骨はグズグズの状態で小さい破片がいっぱいで何が何だか分らない状態のお骨です。
お骨の色も黒っぽくて未だ火葬が終了していない感じのお骨でした。
このお骨は、火葬時間をもう少し時間を掛けてやれば真っ白に仕上がったのでしょうが、時間を短縮してしまったのでこのような黒っぽい色の付いているお骨になってしまったのでしょう。
又、中に入っていたお骨がグズグズに割られて火葬してあるのは、やはり時間短縮するためにお骨を火葬炉の中でひっ掻き回してグズグズにしてしまったのだと思います。
このようなお骨を見ると怒りがこみ上げて来ます。
お客様の大事なペットちゃんを時間短縮をするために掻き回して火葬するなんてもっての他です。
7年前だといっていましたが、私達がペット火葬を始めて3年目ぐらいですが、その時代にもこんな火葬する業者がいたのですね。
このお骨を見て骨壷がテープで巻いてある訳が分りました。
立会火葬ではなくて、個別一任火葬のお客様の骨壷をテープで巻いて開けられない様にしてしてお渡しするのは、グズグズにしてしまったペットのお骨をお客様たちが見られなくするためだったのです。
そして、お骨の黒いのもグズグズにしたお骨も利益優先でお客様が大事にしているペットの事や飼い主の気持ちも全くも考えないから出来る業です。
今は、このような火葬業者がいないと信じていますが、酷い話です。
お客様も「このお骨を見てしまって憤慨していました。」
私達ができる事は、この細かく割られてしまったお骨に「成仏してください。」とお経を上げてご供養してお悔やみするしか方法はありませんでした。
チョッと色は灰色ぽかったですが、粉骨パウダーしたお骨を大事に抱えてお帰りになりました。
家に帰って「自宅に蒔いて埋葬します。」と言っていましたが、チョッと悔しそうな感じでした。
丁寧に埋葬して、埋葬したところにお花をいっぱい植えてご供養するそうです。
如何ぞお大事にしてください。