最近ウェルシュ・コーギーちゃんの火葬を続けて行いました。
本日15時30分から八王子市石川町のコーギーちゃんの火葬を行いました。そこで気が付いたのですが、最近コーギーちゃんの火葬を連続して火葬していることに気づきました。
チョッと調べたら、
9月28日 12歳9か月12キロのオスのコーギーちゃん、
9月29日 15歳4か月8キロのオスのコーギーちゃん、
10月1日 14歳2か月8キロのオスのコーギーちゃんと4日間で3回の火葬がありました。
それも全員がオスのコーギーちゃんです。
同じ犬種が続く時ってあるもんですね。
コーギーちゃんの火葬は、チョッと要注意の火葬になりますので、8キロからあると大型の火葬車を使って火葬しています。
今日の火葬もそうでしたが、大型の火葬車で火葬すると8キロ位の犬ちゃんの火葬時間は35分ぐらいで終了するのですが、脂分が多い犬種なので受け皿の下に落ちて残った脂分が燃え尽きるのに10分は掛かります。
この脂分を燃え尽きるまでじっくり燃焼させてあげないと火葬炉を開けた時に大変な思いをしてしまいます。それは脂分の不完全燃焼による臭いが出てしまいます。
この燃え残った脂の臭いは酷い臭いがするので、大変です。
以前火葬を始めたばかりは、この脂分の完全な燃焼をするまで待てないで火葬炉を開けてしまってその臭いでご近所にご迷惑を掛けたことがあります。
ですから、いくら時間が掛かったとしてもこの脂分の燃焼は、完全にしてからでないと火葬炉を開けることが出来ません。
火葬台の脇からチロチロと炎が出ながら燃えていきます。
通常のそのまま燃焼を続けて行きますと凄い時間が掛かるので、この脂分の燃焼には強制空気の注入をしてやると脇からチロチロと燃えている炎が凄い勢いで燃え始めます。
その為に、この燃焼時間を早めることが出来るのです。
この様にしてコーギーちゃんの火葬が完了する事が出来ます。
当園の火葬技術が進歩してどんなペットにも対処できる火葬技術が身についてきました。
これも10年目になる月日を一つづつ丁寧に火葬して火葬技術の練磨に取り組んできた賜物だと思っています。
脂分の多いコーギーやシェルティー、取分け凄いビーグルなどの火葬をこれからも慎重に丁寧に火葬して火葬事故を起こさないように努力して参りたいと思っています。