昨日の事です。火葬車に灯油の補給をした時に蓋をするのを忘れてしまいました。
その後、移動火葬でお客様の元へお伺いして火葬の準備をし始めたときに、やに石油の漏れが凄いのに気がつきました。
そうなんです。
火葬車の灯油の燃料タンクの蓋がしてありません。
先程給油したばかりですので満タンになっていたのです。満タンになった灯油タンクの蓋をしないで車を運転して来てしまいました。
そのため、その灯油タンクから灯油が溢れて全体に灯油だらけです。
早速、タオルで濡れている所や溜まっている所を拭き取りました。
火葬車の中は、色んな配線や色んな物が置いてありますので、それを除けて拭き取り作業ですから中々進みません。特に、今回お客様のご自宅に訪問しています。
幸い、私達は二人一組で行動していますので、他のスタッフがお客様のご自宅内で事務処理をしていますので、その中の時間での作業ですから、取りあえずは溜まっている所を中心に拭き取りを行っておきました。
事務処理も終わって火葬炉に猫ちゃんを載せてからお客様のご自宅を離れて火葬場所に向かって移動いたしました。
火葬場所に着いてから火葬する前に殆どの灯油漏れを拭き取りが終了してから、ペット火葬の開始です。この場所は住宅地から離れているので火葬しながらまだ拭き取りが終わっていない所を見つけては拭き取りです。
火葬する前に、殆ど終わっているので拭き取り残っている場所はわずかでしたが、何せ灯油でも引火したら大変ですから綺麗に綺麗に残らず拭き取りを完了することができました。
「チョッとした、蓋の閉め忘れでした。」と云う訳には行きません。
もしかすると重大な事故に発展する可能性のある不注意です。
どうしてこういうミスが発生したかを確りと検証して二度とこのようなミスの起こらないようにしなければなりません。原因を究明していく間にどうしてこのミスか起きたか判明しました。
それは、
灯油の給油が終了して蓋をするときに車の反対側からスタッフの声がしました。暖房用に石油タンクが「火葬炉の脇にはいらない。」と呼びかけているのです。
私が、置いてある煙突を外してやると石油タンクを置くことができました。そんな作業をしてうっかりと給油タンクの蓋をするのを忘れてしまったのです。
私自身が相手のスタッフの所に行く前に給油タンクの蓋をしてから行けばよかったのですが、そうしませんでした。
このようにして給油タンクの蓋の閉め忘れをしてしまいました。
大事に至らなかったので良かったですが、もれた灯油に火でもついてしまったら一大事です。
この事件を自分の不注意だと反省するだけでなく、スタッフ一同より一層の気を引き締めてやっていかなければならないことだとつくづく思った出来事でした。