今朝の一番の火葬は兎ちゃんです。
チョッと馴染みがない種類でした。ミニレックスとお客様は言っていました。
ミニレッキスが正しい種類の名称でしょう。このミニレッキスは過去に2回火葬した覚えがあります。
頭が大きい兎ちゃんで、手足がとても短い兎ちゃんです。
今回のミニレッキスちゃんも全くその通りで火葬炉に載せた時は、前足と後ろ足が何処についているのか分らないくらいの短さでした。
ですから、見た感じでは太い胴体があるだけでした。良く見ると胴体の前と後ろにチョッと手足が曲げて付いている感じでした。
この様に手足が短いと火葬している時に、くるっと一回転してしまうペットちゃんが往々にしてあるのですが、今回のミニレックスちゃんも一回転しそうなので要注意の兎ちゃんです。
それにしても、丸い丸太みたいな胴体が目立ち、火葬していても胴体だけの兎ちゃんという感じです。火葬始めて少し経った頃、ミニレックスちゃんの頭がエビ反りのようにソックリ換えってしまいまいた。
これで、回転することはなくなりましたが、今度は頭のお骨が直接火葬炉のバーナーの吹き出し口の正面になってしまうので頭のお骨の綺麗な火葬が出来なくなります。
暫くそのままの格好を見て頭が元に戻るかを待っていたのですが、戻りそうもないのでミニレックスちゃんの位置をずらして頭に直接炎が当らないように致しました。
これで一安心です。と思ったときに「プシュ。」と音がして真っ直ぐだった胴体のお腹辺りが急にすぼまりました。
これは、お腹にガスが溜まっていた証拠です。
これでバーナーの火が背中からお尻まで綺麗に当るようになりました。
これからは、綺麗に火葬が終了するまでじっくりと時間を掛けて燃え尽くしてくれるのを待つだけです。これで火葬炉の傍から離れてチョッと一息入れることが出来ます。
時々中を確認するのですが、順調な燃焼が続いています。
でも、火葬時間は通常の兎の火葬時間の25分を越えてもお尻の辺りの燃焼が終了していません。
通常なら、この時間位で保々燃焼が終わっているか、一部をチョッと残っている程度ですが、このミニレックスちゃんは違っていました。
体重も2キロと申告されています通り大きな兎ちゃんです。
兎ちゃんの火葬って言うより小さい猫ちゃんと思ったほうがいいのでしょう。
そうすると通常の35分間は掛かるはずです。
火葬を継続して終了したのがやはり35分でした。大きな兎ちゃんだったですね。
火葬したお骨の頭のお骨が大きいことが目に付きました。
3寸の骨壷に7分目程でしたが、綺麗に入ってお渡しすることができました。
ミニレックスちゃんって大きい兎なのですね。今回で3匹目ですが、2キロ、1.2キロ、そして2キロですから。
お客様も火葬したお骨を受け取って胸に抱いてお帰りになりました。
今日は、4月と言っても雪が舞い散るお天気でしたので、お帰りは歩いてバス停に向かいましたが仲の良いご夫婦のミニレックスちゃんの火葬を無事終えることが出来てホッとした気持ちでした。
お気をつけてお帰り下さい。