ペット霊園に連れてくるお客様の半分以上は段ボールの箱に入れていらっしゃいます。
今回のお客様も南大沢にある「ペットメモリアルパーク南多摩」のダンボールの箱に入れていらっしゃいました。その他にも色々なペット霊園が配布している段ボールの箱に入れていらっしゃいます。
段ボールの箱は、便利ですがその後始末に困ってしまっています。
今回も、「段ボールの箱をお持帰りください。」とお客さんに言うと「処分して貰えますか?」とお客様からの返事でした。
段ボールの箱の処分は、以前はしていたのですが、消費税の8%へのアップがあった昨年の4月から段ボールの箱はお持帰りいただいています。
段ボールの箱の処分は企業では、費用を支払って処分するしか方法がありません。段ボールの箱をペットちゃんと一緒に燃やすと凄い灰が出てしまって火葬炉の中のお骨の上に掛かってしまってお骨が分からなくなります。
又、燃やした後の灰の処理は、火葬炉を開けただけで廻りに飛び散ってしまって火葬炉の廻りが灰だらけになってしまいます。特に風の強い日などは特に未だ受け皿の上に載っている灰と一緒に燃やしたペットを火葬炉から出さないうちから灰が廻りに飛び散ってしまって廻り中が灰だらけになってしまいます。
このような経験から段ボールを燃やすことを止めましたし、昨年の消費税アップの時に値上げをしないで乗り切る方法として色んなことをしましたが、その中にお客様にお願いして段ボールのお持帰りをしています。
個人のお客様ですと、段ボールの市の回収日にチョッとした手間ですが、外に出しておくと無料で処分してもらえるので費用が掛かりません。
私達もサービス内容を落とさずに出来る限りの対策を採ってお客様に有利な方法が出来るように努力しています。
そして、段ボール箱も用意していません。
当園では、段ボール箱に入れないで車の後ろに寝かせて連れてきて貰う事を推奨しています。
霊園では、そのためにお客様がお連れしたペットを寝かせるベットや篭も用意しています。ですから抱っこしていらっしゃるお客様もいらっしゃいますし、座席に寝かせて連れてくるお客様もいらっしゃいます。
お預火葬でも、合同火葬でも連れていらっしゃって霊園のベットや籠に入れていただければそれでご供養もお別れも出来ますので安心してください。
このような、小さな費用の積み重ねがお客様のためになると信じているからです。
どうぞ皆様この趣旨をお組取りいただければ幸いです。