今日の猫ちゃんの火葬は、肺に腫瘍があり糖尿病の13歳で2キロの猫ちゃんでした。
野良猫ちゃんだったらしく名前もなくなった今朝つけたそうです。
どうして亡くなってしまったのか分かりませんが、お客様は立会火葬をご希望でした。
通常野良猫ちゃんの火葬は、合同火葬が定番です。
理由や状況は分りませんが、野良猫ちゃんが亡くなった場合は市役所に電話して取りに来てもらうか連れて行って処分をして貰うのが通常です。
でも、今日のお客様は立会火葬で「火葬中火葬炉の中も見てみてみたい。」と言っておられました。
連れてきてお経や葬儀はご希望なされませんでしたが、火葬炉に載せて霊園の用意したお花を飾ってお別れして点火を見届けました。
火葬したお骨は、真っ白でしたが、肺に腫瘍と頭がスカスカで糖尿病の症状が出ています。
お客様は、綺麗に頭のお骨も骨壷に入れてお持ち帰りました。
最後に網から落ちた小骨などを骨壷に入れる際に「ウンチはいらないですよね。」と聞くと「それも入れてください。」とおっしゃいました。
ウンチのご希望の方は時々いますが、野良猫ちゃんでウンチまでお持帰りになる方は全くおりません。
骨壷に入れたお骨も凄く大事に抱えてお帰りになりましたが、本当に心の優しい方だと感じました。
野良ちゃんも何処でなくなったのかも言ってくれませんでしたが、凄く心の優しい方に拾われて亡くなったのでしょう。
野良ちゃんとしては最後にとても幸せだったのかも知れません。
ご冥福をお祈りいたします。