今日は、お休みですが2軒の医者に行かなければなりません。
一つは、主治医が交代してから移った青梅総合病院へ定期検診に行く事です。
今回の主治医のお医者さんは、若いけれどとても親切なお医者様です。
主治医が変わって「良かったな。」と思ったことが幾つかあります。
それは、今回の主治医の先生の指示で3ヶ月に一度行けば良い事になった事です。
今までは、お薬も1ヵ月しか出ていなかったのですが、今回から3ヶ月分貰って来ていますので毎月総合病院へ行かなくて済む事です。
二つ目は、診察の前に血液検査と心電図とレントゲンを撮っておく事なのです。
今までは、この血液検査も6ヶ月に一度位でしたが、今回は3ヶ月に一度のペースになります。
また、心電図とレントゲンは撮っていなかったのでそれだけ良く体の状態が分かるようになりました。
そして、青梅総合病院は色々と病気で掛かっていましたから体のデーターがコンピューターの中に入っていますのでより以上に正確に分かるようです。
ですから、とても気に入っています。
唯、今回とても嫌な思いも致しました。
それは、血液検査の時に見ていたらとても時間が掛かっている人の部署がありました。
「周りの人たちと比べてずいぶん時間が掛かるのだなあ。」と思いながら見ていたのです。
順番でどの人に当るか分かりませんが、「あの時間が掛かっている人に当らなければいいなぁ。」と思いながら見ていると段々自分の番になってきました。
「18番さん。」と呼ばれたのがその時間の掛かっている人からでした。
「え。」と思いながらその場所で血液を採ってもらう事になりました。
通常は、手を差し出してすぐにゴム紐を腕に撒いて肘の曲がる部分に針を刺して血を抜く作業に掛かるのですが、今回は血液を抜く血管の位置を何回も何回も確認しています。
触っては、見て。撫でては、見ているのです。
何回もそれを繰り返してから針を刺したのですが、普通はもう少し斜めに刺しているように思うのですが、今回はかなり角度がありました。
案の定、針を刺された瞬間に「痛て。」と声が出てしまいました。
「痛いです。」と言うと「針を刺していますから。」と答えたのです。
余りの痛さに「へたくそ。」と言いかけて「へ・・・。」と言ってしまいました。
皆が見ている前でしたので「へ・・・。」で止めたのです。
こちらが痛がっていたので「途中で止めますか。」と言われましたが、もう一度刺されて痛い思いをするよりあと少しだから「そのままやってください。」と続けて貰いました。
終わってホットしましたが、この様に針を刺して痛い思いをしたのはこの10年は無かった事です。いつも「チクッ。」としますが後は何ともありませんが、今回は特別でした。
今回、血を抜いてもらう作業の痛さを体験して尽くずく考えさせられました。
何かまずいことがあった場合、お客様はチョトした反応を示しますが、それをすぐ気づく事が出来るかどうかです。
チョッとした反応を気が付かないとお客様に大変な事や失礼な事をしている場合があると言う事に気が付きました。
私達も、毎日大変悲しい思いをしているお客様に毎日お会いして葬儀と言う作業を繰り返してお客様にご満足いただけるように努力していますが、慣れって恐ろしいものでお客様にご不快な事をしているかもしれません。
自分達では、お客様の為に一生懸命やっているのですが、そのうちの一つでも不愉快なことがあるとお客様の信頼をなくしてしまします。
今回のこの痛い思いを通してお客様のチョッとした反応に「気づく。」と言う事を大切にしたいと思いました。