本日のお客様は、これで4度目の火葬になるリピータのお客様です。
青梅市の小曽木にお住まいですので、本社からは10分ぐらいの距離です。移動火葬でしたが本来は朝方か夕方ですが、今回はお客様が仕事の関係で12時に伺う事になりました。
チョッと早くご自宅に伺ったら未だお客様は帰って来ていません。
仕事の途中で時間が取れると言ってこの12時をご指定してくれたのですから今こちに向かっている事でしょう。
12時5分前のお帰りになりました。
本日は、シーズ犬の火葬と今まで火葬して来た後3匹を含めて4匹の共同墓地への埋葬も予約いただいています。
もう7年前ぐらいに最初の犬ちゃんを火葬しましたが、飼っている犬がこれで最後だそうです。
その為、全部の犬の埋葬もしたいそうなのです。
居間に通されて事務処理をする脇に今までのシーズちゃんの骨壺が3つ置かれていました。
骨壷に写真を貼ってその脇に塔婆が置かれています。
金、赤、銀の袋に入った4寸の骨壺です。
事務処理をしながらツクヅクとお客様が「これで最後になってしまいました。」「亡くなった爺さんが飼いだしたのが97年7月からですから17年2ケ月になります。」とシミジミ話し始めました。
事務処理をして火葬をしてお骨を拾って骨壺にご自分で入れましたが、その骨壺を含めて4つの骨壺をお預かりいたしました。
お客様には、この4匹について色々な思い出があるようです。
一つづつお話を戴きましたが、その内容は思い出の小部屋に載せる事に致しました。
こうしてお客様は、骨壷を私たちに預けてずっと手を振ってお見送りをしていただきましたが、きっとこれからしばらく気が抜けたような気持ちになられるのだと思います。
帰る時には、いつまでも、いつまでも手を振ってお見送り頂いたのがとても印象的でした。持帰った骨壺は丁寧に共同墓地へスタッフの手で埋葬をさせて戴きました。
埋葬する前の共同墓地で確りとご供養してから埋葬をさせて戴きました。