リチャードソンジリスの火葬は、今回で4回目です。
「申し込みのときは、リスです。」と聞いたのですが、「ジリスです。」が正解だったのでしょうか。こちらの間違いでした。
リピータのお客様で、前回もジリスちゃんでしたが、今回はリスだけ聞こえてリスと勘違いしたのでしょう。
ジリスちゃんは、シマリス等から比べれば大きいですから。でも今日のジリスちゃんはそんなに大きく感じません。小さい割りには、体重も300gもありますから普通のジリスちゃんです。
火葬炉に載せてお花で廻りに飾ってお別れして点火を致しました。
点火してから様子が少し違っています。それは非常に燃えやすいのです。火がトントン燃え広がっています。
通常の小動物の火葬とは違う感覚の火の廻りです。
マット火葬でやっていますが、このジリスちゃんは早く終わりそうです。
火葬開始して20分間で火葬は終了しました。
頭の天辺がなくなっていました。とても弱そうな頭のお骨です。もしかするととても燃えやすかったのと頭のお骨がとても脆く見えるので糖尿病のリチャードソンジリスちゃんではないかと推察いたしました。
そして、今回もお骨は赤茶けた色をしています。
お客様は、「亡くなってからまだ2日です。」と言っていましたので特別長く置いておいたのではないのです。
亡くなってから火葬するまでの期間が長いと火葬したお骨は赤茶けた色になります。リチャードソンジリスの火葬は4回目ですが、過去2回は赤茶けた色だったと記録に残っています。
もしかするとリチャードソンジリスは、この様になるのかもしれません。まだ火葬回数が4回ですから、なんともいえないのです。
お客様は、老衰と言っていましたが中央部に腫瘍があったと思われます。また頭のお骨がとても弱くてもしかすると糖尿病があったのかもしれません。
頭のお骨がとても脆くなっていましたが、奥様がとても上手に骨壺の中に入れて持ち帰りました。
これでこのお客様は2回目のリチャードソンジリスの火葬ですが前の子の写真もお持ちいただき、一緒に置いておくと言っていました。
とても気持ちの優しいご夫婦でした。