10年ぶりの同窓会がありました。
今回で3回目です。初めてやったのはいつだったか忘れてしまいましたが、最初に言い出しっぺとしてこの同窓会には色々と責任があります。
この同窓会を通じて色んな人生を考える機会が生まれました。
それは、「来たくても出席することが出来ない事由がある。」と言う事です。
それと、「みなさん立派になって堂々としている人生を歩んでいる。」と言う事も色々と話していくうちに分かりました。
先ず最初の、「出席できない。」についてですが、人生の中で色々と山あり谷ありです。この山の部分の時は、とても活発ですがお付き合いや仕事が優先する人たちなので出られない場合があります。
また、谷の部分になっている時は、入院や体調の悪化による体の具合や気持ちが滅入ってしまっていて人に会う事をためらう様な時期でもあります。又お金の問題も出て来ます。
出られない人は、その人なりの事由があって出られないのですから、無理やり出席を強要するようなことはしないで出られる時が来たら出てくれるように温かく見守ってやるのが良いのだと思いました。
こう考えると同窓会に出席して昔の友人や級友に会うことが出来る人たちの範囲も当然限らわれてくるのです。
出席している人達は、出られない人たちから比べれば可也幸せな人たちなのかもしれません。そして昔の友達に会う態度が皆さん溌剌としています。
お話をしている時に皆さんの目が輝いています。とても楽しげです。
でも、53年も卒業して経っていると初めのうちは中々名前と顔が一致しないものです。
顔を見ているうちに何とか面影が残っているのを思い出して段々名前と顔が一致してくると途端に話が弾みます。
時間の経つのはとても早く感じます。
今回は、2時間の1次会と同じ場所で又2時間の二次会を行ないました。同じ場所です方皆さんずっとお話が出来るのです。
座席も用意してくれましたので、座って食事をしながらお話が弾むのです。
20分から30分もするとすっかり中学校の生徒になりきって昔話に花が咲くのです。
同窓会の司会進行から皆さん役割でご挨拶や乾杯、そして報告などを登壇して話をしてくれますが、とても堂々としていてとてもお話が上手です。
中学校の時は目立たなかった生徒だった人が、当時とは待ったく別人になったような貫禄で自分の人生を語るのです。
中学を卒業して色々な体験や実務をすることによって培った自信なんでしょう。全く立派です。私も少しながら朗読と歌を歌わせていただきましたが、皆さんから拍手喝采を戴きました。
余興も行き当たりばったりの手をあげて自分から進んでダンスを遣る人も、長生きするために手の運動にクルミを拾って来て会場の全員に配る人もいました。
司会者の鶴の一声で3年後の70歳での開催も決まりました。
私たちの同級の青梅一中第17期のメンバーの同窓会は、毎回登壇する人たちが違っています。
幹事の皆さんの気配りで色んな人がその時の主役になって会を盛り上げています。
そして、前回登壇した人は陰に回って後押しをしているのです。
本当に素晴らしい仲間の皆様です。
色んな人と話をして現在を確認しあって時間は過ぎてしまいました。
一次会と二次会の合計時間は4時間でしたが、アッと言う間の4時間だったと思います。今回も二次会にはケーキとコーヒーが出ました。
年齢も高齢になっていますし、出席者のみんなと話すのが楽しいですから、余り飲みませんし食べません。
開始時間は丁度お昼の12時だったのですが、料理は昼食時だったので60%分を用意したんですが、その6割は残りました。
以前の同窓会では、朝方まで飲み歩いていた人たちもいたようですが、今回は4時の終了で皆さん三々五々の解散で家路に皆さんついたのかと思われます。
本当に楽しい同窓会に出席させていただいて、心も体もリフレッシュです。
今回写真やビデオを撮らせていただいたので、出られなかった人でもその場の雰囲気が分かるように会員だけが見られるホームページで公開していきたいと思っています。