中央区浜町からのお客様の文鳥は、火葬している最中に頭の右側の天辺に近い部分がわれ始めてしまいました。
文鳥の火葬で頭のお骨が割れると云うのは、余りありません。
でも今日の文鳥ちゃん24g オス 8歳3ヶ月は、火葬し始めると頭をずっと持ち上げ始め一部分が割れて落ちてしまいました。
頭を持ち上げるのは結構多いのです。
右側を下にして横に寝かせて火葬を開始したのですが、頭を少しずつ上に持ち上げて来ました。その持ち上げた頭を水平にして燃焼が始まりました。
少しするとクチバシが白くなり始め、後頭部がユラユラ揺れ始めたのです。
揺れ始めるのは、チョッと危険な症状です。
その内後頭部の一部の揺れが激しくなって下に落ちていきました。
すると、もう一つも落ち始めたのです。落ちた破片はそんなに大きいものではありませんが、後頭部に穴が空いてしまいました。
頭のお骨は、それで落ち着いて後は何でもなかったようにドンドン白くなってお肉が燃え尽きていきました。
火葬時間が15分を過ぎたところで殆どのお肉が燃え尽きて火葬が終了しようとしていましたが、頭に穴が空いたせいか、頭の中の黒い燃え残りが中々燃え尽きません。
それから、10分時間を掛けたので少し残る程度で、殆ど燃え尽きたので火葬は終了したしました。
火葬したお骨は、真っ白で背骨がズット通っていて、その両脇に翼のお骨が分ります。
お骨の塊の下に分かれて二本の長いお骨が分ります。それは足のお骨でその先に足の指が固まって残っています。
翼の部分を摘むと首の先のお骨を含んで可也のお骨が一緒に持ち上がってきました。
頭のお骨がとても弱そうでしたが、何とかお客様が骨壷に綺麗に入れる事が出来ました。
お客様は、想像以上に綺麗に全部のお骨が残る火葬で大層ご満足そうでした。
お顔もにこやかなとても素敵な笑顔もでて来ました。
日本橋の浜町からワザワザいらっしゃったのですが、これ程綺麗に残るとは思ってもいなかったようです。
お帰りは、電車とバスで1時間半ぐらい掛かるといっていましたが、道中お気をつけてお帰りください。