初めてなので、良く分かりませんが「ペット霊園に行くまでペットに何をすれば良いですか?」と云うご質問を受けました。
今回は、ハムスターやインコ、文鳥等の極小動物についてのご質問なので極小動物に限ってお伝えしたいと思います。
亡くなった後にすることは、以下の通りだと思います。
- 体を清めてから箱にいれてそのまま連れていけるようにする。
- 悔いのないお別れをする。
- ペット霊園まで連れて行く間の保冷を確りとする。
- 一緒に火葬したいものを用意する。
- 火葬するペット霊園を探す。
- 予約した後、そこまでの交通手段と所要時間を計算して遅れない様な準備をする。
- お骨を持ち帰った場合は、その後どの様に処理するかを決めておく。
1.体を清めて箱に入れてそのまま連れて行けるようにする。
お亡くなりになっても外に出ているわけではありませんので、体も綺麗な状態で亡くなったと思います。2.悔いのないお別れをする。
汚れている部分があれば拭いてやる程度で宜しいかと思います。
箱ですが、
体重が200g未満の本当に小さなペットちゃん達ですので、それに見合う小さなもので宜しいかと思います。
火葬までの時間が長時間掛かるようでしたら、冷蔵庫での保冷をするようですのでタッパウエア―が。短時間の場合は、通常の可愛い小箱に下にペットシートやガーゼを敷いて寝かせてやってください。
この場合、すぐに冷蔵庫の氷でいいですからビニール袋に入れてペットちゃんに添わせて遣ることが必要です。
今まで、楽しい時も辛い時も一緒に過ごしてきた大切な仲間です。すぐに保冷をすれば大丈夫ですので焦らずにじっくりと思いのまま、気のすむまでお別れの時間を取って下さい。3.ペット霊園まで連れて行く間の保冷を確りとする。
箱の中には、お手紙やお花、好きだった食べ物を入れて綺麗に飾りつけをすることもご自分の気持ちを整理するうえで大切かと思います。
自分がペット霊園まで行けるスケジュールを考えてそれにふさわしい保冷を考えてください。4.一緒に火葬したいものを用意する。
長時間置いておく場合は
ドライアイスか冷蔵庫の中での保冷が一番安全です。ドライアイスは、毎日購入しにいかなければなりません。ドライアイスを使うとカチカチに凍ってしまいます。
それが嫌な場合は、タッパウエア―に入れて冷蔵庫で保冷をすることをお勧めします。細菌が出て心配だと思われる方は、ラップで巻いてからそれをもう一つ箱に入れて冷蔵庫に入れたら如何でしょうか。冷蔵庫に入れて保冷していらっしゃったお客様で最長9日も置いておいても全く問題ありませんでした。
1〜2日で火葬する場合は
一日二日でしたら冷蔵庫の氷をビニール袋に入れて添えておくだけで大丈夫です。ご心配ならコンビニで板氷(324円位)を買って来てその上にペットシートやがーせを敷いて寝かせてやれば完璧です。
お別れをしている間に色々と思い出してください。そうすると一緒に火葬してやりたいものが思い浮かぶでしょう。5.火葬するペット霊園を探す。
お花やお手紙、食べものは皆さん入れますが、思い出の品など如何しましょう。極小動物の場合は、大変微妙な火葬になりますので大きいものや燃えにくいものは、ペット霊園で「ご遠慮ください。」と言われる場合もあります。
小さくてすぐに燃えやすいものを選んでください。尚、紙類は確りと残ってしまいます。分厚い紙類は小さなお骨に当って飛ばしてしまう場合もありますのでご遠慮ください。
ペット霊園の探し方は、一般的に近くのペット霊園をお勧めいたしますが、極小動物の場合は、そこのホームページにインコやハムスター、文鳥等の火葬についての記事が確りと載っている所を選んだ方が良いです。6.予約した後、交通手段と所要時間を計算して遅れない様な準備をする。
表題や文章の中にハムスターやインコの名前をちりばめて載せて内容が同じような所はあまり極小のペットの火葬に慣れていません。
具体的に書いてあるペット霊園を探すことが大切です。
因みに、極小動物の火葬に熟練していて綺麗に全部のお骨を残せる、当園には関東一円から何時間も掛けて電車でいらっしゃる皆様もいらっしゃいます。
入れてあるペットの箱も小さいですからハンドバックやボストンバックに入ってしまうので遠くからでも問題ないとお客様は言っていました。
近くの霊園に連れて行くなら時間も分かりますが、遠くの場合はそこまでどの様に行ったら良いか分かりません。ましてやどの位の時間が掛かるかもわかりませんのでGoogle ナビを使って所要時間と経路をあらかじめ調べておくことが大切です。7.お骨を持ち帰った場合は、その後どの様に処理するかを決めておく。
遅れてしまうと立会火葬が出来なくなる場合もありますし、混み合っている土日などは火葬自体も断られる場合もあります。
当園までのお宅からの経路や所要時間は、ここをクリックしてご自宅の住所を入れて車や電車のマークをクリックすれば所要時間と経路が出てきます。
火葬してお骨を持ち帰る方が殆どですが、その後の処理を如何するか決めてある方は殆どいません。亡くなったばかりで火葬しなければと思って火葬してそのままに放置しているお骨がとても多いと聞いています。極小動物のお骨は本当に小さいですからお住まいの何処かに確りとした場所を設けて置いておき、ご供養してやる必要があります。
又、ご自宅のある方は、そのお庭に埋葬する事もできますが、マンション住まいの方は、プランターなどの所にお骨を埋葬する事もよろしいかと思います。
お骨を持ち帰った時に如何するかを確りと決めておかないと後で邪魔者扱いになってしまって悲しい思いをすることがあります。