コザクラインコの火葬に相模原市中央区から電車とバスでいらっしゃったお客様の一言です。
火葬が終了して、お骨を拾っているときにお客様から突然言われました。
「わー。綺麗に残っている。」
「HPの写真は見てきたのですが、あの写真はニセモノかと思ったけどホントなんだね。」
お客様は、新たに作ったホームページの「極小ペットの火葬」というページを見てきたそうです。でもあまりに綺麗に残っているし、他のペット霊園はそんなに残らないようだし「少しやりすぎじゃないの。」という感じで見ていたそうです。
それが、今日火葬したもらったらあの写真と同じように全く綺麗に残っているのに驚いたみたいでした。
ですから、一番先に「わー綺麗に残っている。」と叫んでしまったんでしょう。
トレーに移した火葬したままの姿のお骨を火葬担当者がお客様の前にお持ちして、「上向きになってしまっています。」「これが背骨です。」と説明されていてもそれが頭に入らないみたいです。
それ程、強烈な感じだったんでしょう。
お骨の説明を「このお骨が翼です。」
「この小さな塊は足の指先のお骨たちです。」
「この首のお骨の二番目にあるのが喉仏です。第1頸椎が載っていて分らないかもしれませんが。」
と説明されてその部分を理解するのがやっとな状態でお骨を見ています。
徐々に分ってきて、頷き始め、確りと頭の中に説明が入ってくると色々と言葉が出てくるみたいです。
下顎のお骨がクチバシと確りとくっ付いていてそれが、頭のお骨の前に確りとあるのです。まるで〇〇ちゃんそのもの見たい。
「予想以上だね。凄い。」と大満足の様子。
亡くなった原因とは言えないかも知れませんが、火葬したお骨のお腹の部分が少し色が変わっていました。
「ココが悪かったようですね。」とお腹の部分を指してお客様に説明すると頷いて納得していました。
奥様が頭のお骨を持って入れる時に骨壷の中でクチバシは離れてしまった。この事は残念ですが、お客様方はこんなにお骨が残るとは夢にも見ていなかった様子です。
ホームページの火葬後のインコの写真を見てきても「ニセモノ」と思ってきているので、その写真通りの火葬後のお骨を見てビックするや感激するやで驚きの連続みたいでした。
お骨上げも一つずつ足のお骨から入れてゆき、頭のお骨から最後に本当に小さな小骨までを骨壷に入れる事が出来て大喜びの様子です。
お帰りは、「有難うございました。」と深々と頭を下げてご挨拶を戴き、歩いてバス停に向いましたが、とても足取りも軽く帰る姿を拝見する事が出来ました。
思っていた以上だったのでしょう。ニコニコしながらお帰りになりました。