飯能市平戸での移動火葬の時の模様です。
丁度299号の脇の家でしたので、国道の往来がとても多くてペット火葬の音も消されてしまいます。
そこでの、セキセイインコの火葬はひよどりに歓迎されているのか、それとも「セキセイインコちゃんが火葬されてしまうよ。大変だー。」と言っているのか分かりませんが、ひよどりの声に包まれていました。
今回で2回目のお客様ですので、家に入り方は心得ています。
この国道の脇に家に入るには、カーブの最中にありますので始めてくると通り過ぎてしまいそうです。
何せ、国道299号も飯能市内から外れてくると信号もなくてとてもスピードが出て走行してしまうところです。
その為に、近くに行ってから丁度手押し信号のある手前ですので、信号が見えたら減速してウインカーを出して後ろの車にも「曲がりますよ。」と知らせて於かなければ大変です。
今回も、お客様は到着時点で駐車場に出て待っていてくれました。
到着してすぐに事務処理です。
そして、火葬炉に載せてからお花や食べ物を入れてセキセイインコちゃんを飾ってから、お経を読んでお葬式を行いました。
そのお葬式の最中です。
とてもひよどり達の「ピー、ピー。」と言う大合唱が始まったのです。
正に、鳥たちで仲間を見送っている様にも思えますし、また「大変だぁー。」と言っている様にも聞こえます。
それ程、ヒヨドリたちの大合唱だったのです。
暫くするとヒヨドリたちも何処かに飛んで行きましたが、裏の林の中に飛んで行ったのか他に飛んで行ったのかは定かではありません。
火葬時間は、25分間
お客様の申告では、死亡原因は精巣腫瘍と申告していましたが正にその通りのようです。
火葬したお骨は骨盤の中に黒い小さい物がありました。これが腫瘍なのでしょう。お客様の申告通りに骨盤の中にありました。
後は白くて綺麗で何処も悪い所ありませんでした。
唯、羽の部分のお骨が横に飛んでしまっていました。これは普段起きない現象です。少し中央に寄り過ぎたのかもしれません。
お骨上げは、その場で行いましたが、丁寧に一つづつ拾って2寸の骨壺に入れる事ができました。
「まだあと大型犬も含めて4匹います。
又宜しくお願いします。ありがとうございました。」と丁寧にご挨拶を戴き帰路につきました。
それにしてもヒヨドリの鳴き声の凄いのにビックリ致しました。