今日の午後のお客様で、長沼駅から長沼公園を登っていらっしゃたお客様がいました。
さいたま市大宮区からのお客様です。
ご夫婦でいらっしゃいましたが、二人ともリックサックを背負って火葬するインコちゃんをリックの中に入れてやってきました。
長沼公園を横断していらっしゃったお客様は、今回のお客様が初めてです。
凄いですね。
未だ若いお二人でしたから大丈夫なんでしょうが、とても健康そうなお二人です。
所が、このお二人は長沼公園の頂上についてから道に迷ってしまったのです。
頂上に着くと大きく左に回って下に降りる道がありますが、お二人は道なりに鎌田鳥山の方に行ってしまいました。
この鎌田鳥山の所でも、大きく左に曲がって坂を下りてくればペット霊園の所に到着するのですが、そこも真っ直ぐに行ってしまったみたいです。
ペット霊園に「道に迷ってしまいました。」と電話が入ったのはその道を真っ直ぐ降りて行って「大楽寿司」の所から電話を掛けていらっしゃいました。
『電柱に書いてある住所が「打越」と書いてある。』と聞いて又ビックリです。良く聞くと「大楽寿司が目の前にある。」と聞いている場所が分りました。
「真っ直ぐ行って大きな太い道路に突き当たったら左上にその太い道路を登ってきてください。」と説明して「野猿峠のバス停がある。」とお客様が電話口で言ったので正確な場所がわかりました。
そのまま、『峠の一番上から真っ直ぐ下に下りてきてもらって、次の信号「南陽台入り口」の所の30メートル手前に「廃車買取0円」と書いてある路地を入ってもらって150メートルの所、丁度二股になっている所の右側にペット霊園があります。』と説明をさせていただきました。
お客様は、15分遅れでペット霊園に到着する事ができました。
そこで、時間が無くなってしまったので、火葬を始めてから事務処理をしたりお経を読んだりしようという事になりました。
お客様も納得して丁寧に黄色い綺麗なセキセイインコちゃんを火葬炉に載せて食べ物や霊園のお花で飾ってお別れして点火を見届けました。
それから、事務処理です。
事務処理も終わって暫くするともう火葬が終了です。
お客様のご希望どうりの真っ白になったお骨を見てお客様は大満足の様子です。
火葬中お客様とお話をしていたのですが、「どうしてペット霊園の廻りに反対があるのか?」『如何して綺麗に火葬が出来のか?」等色々と質問されました。
私たちも丁寧にお客様に説明をさせて頂きました。
住民の一人に説明に行くと「警察を呼びます。」と言われた事や「住民の代表の方から何を作っても反対しない。」と言う言質をもらっていることなどもお話しすると納得してくれました。
又、上手く火葬が出来る理由についても、説明を致しました。
「この地域の反対があったお陰で最初は、煙を出さない火葬、ニオイを出さない火葬、迷惑を掛けない火葬の技術開発を進めました。
そして、火葬炉に載せたままお客様に見せることができる綺麗な火葬や、今の日本中でどこも出来ない極小ペットの火葬が出来る技術開発をする事が出来たいきさつも紹介させていただきました。」
反対があったお陰でこの技術が開発され、今では多くの皆様にご愛顧されています。
2月13日で八王子下柚木ペット霊園のお客様がご利用いただいた回数が10,000回に成り益々、お客様のご利用回数が伸びています。
この様に説明した後、火葬が終了して真っ白でとても綺麗なお骨がお客様の前にでてきました。それを見てとても喜んでいらっしゃいました。
綺麗に火葬する事が出来る技術をとても評価してくれた様子です。
丁寧にお骨上げをしてお帰りになりましたが、また長沼公園を横断して長沼駅へ歩いて行くそうです。
若くてとても溌剌としたとてもチャーミングな奥様と誠実そうなご主人達でした。