お別れの時間を取って大事にしています。
ペットの火葬でお客様が「早く火葬しないと腐敗してしまう。」と思って火葬で来園するのが普通だと思います。お客様の気持ちは、「自分でお骨を拾う」という個別立会火葬を選んだ方は、「大切なペットを最後まで見取りたい。」「最後のお別れをして送り出したい。」と皆さん思うのでしょう。
又、「スタッフに拾ってもらう。」と言う個別一任火葬の種類は、金銭面や悲しくて自分で拾えない。等の理由から個別一任火葬を選ぶのでしょう。
でも、どちらの火葬にしてもお客様の気持ちは、「今まで一緒に暮らしてきた最愛のペットを確りと最後のお別れをしたい。」は、同じだと思います。
そこで、ペット霊園のスタッフが、時間に追われてお別れを事務的にしたらお客様は、とても悲しくなります。
私たちも、以前「もっとお別れの時間を取ってほしい。」と言われたことがあります。
それから、当園では数年前から火葬から次の火葬迄通常は2時間取ることにいたしました。
それより前は、1時間30分で時間配分をしていましたので、時間に余裕がありませんでした。その為に事務的なお別れに終始してしまっていたのです。
10キロ以上の場合は、2時間30分、25キロ以上の場合は3時間の間隔を取っています。これだと、とても時間的に余裕が出来てお客様方がゆったりとお別れする時間を取ることが出来ます。
そして、最近始めたのですが、お別れのダブルチェックです。
これは、司会進行しているスタッフが、火葬炉にペットを載せた後、お花や一緒に火葬したいものを載せてから、「ゆっくりお別れをして下さい。」とお客様にお伝えします。
お別れも終わって、今度は火葬スタッフがもう一度「お別れはもう大丈夫ですか?」「お写真は撮りましたか?」と呼びかけるのです。
「もう十分お別れをした。」と思っているお客様ももう一度ペットを触ったり、してお別れすることがとても多いのです。
こうして、ダブルでお客様にお別れをして貰うことで、お客様の気持ちを十分満たしてやることが出来ると思うからこうしているのです。
最近は、リピータのお客様がとても多くなってきました。
私たちの目標は、リピータのお客様を大切にして、ホームページに頼らない霊園運営を目指しています。
その為には、一度来園してくれたお客様が自分のペットにかける愛情を如何に満足させることが出来るかに掛かっています。
今までは、第1にホームページを頼りにお客様を集める事に努力して参りました。
又、2番目がリピータや知人からの紹介客が増えることでした。
それを、2番目のリピータや知人からの紹介客を中心に運営できるペット霊園を目指すことが必要だと思ってきた次第です。
でも、初めてのお客様方を粗末に扱ったりは致しません。ホームページの活用も大切だと思ってもいます。
でも、今までご利用いただいた延べ13,824人のお客様や延べ4,091人のリピータのお客様方こそ大切なお客様だと信じているからです。
このお別れのダブルチェックで、お客様に十分なお別れが出来ればを思っています。