今日のお客様で、凄い事がおきました。
文鳥の火葬で東大和からのお客様のお骨上げの時におきました。
通常、火葬したお骨は綺麗に頭から羽、足の骨から指先まで綺麗に残ってお客様の前にお出しています。
所が、そのお骨を骨壺に入れる段になって、上手くいかないのが通例です。
特に頭のお骨を入れる時に、どうしても持ち替えてしまうのです。
持ち替えてしまうと、不安定な状態にある頭のお骨とクチバシ、下顎は離れてしまうのです。
然し、今日のお客様は違いました。
顎の骨とくちばしが頭に一緒にくっついたまま骨壷に入れることができました。
すごいですね。
30人に1人ぐらいの割合しかこのようなことはできません。
今日の客様のお骨上の時、 頭の骨と顎の骨 、くちばしそれが一緒になって骨壺入れられたのです。
そしてその後も、休むこともなく次の動作に移りました。
そして、足の骨と足の指先のお骨もくっ付いたまま一緒に入れることができました。
これは今まで経験がないです。
初めての事です。
すごいですよね。
頭のお骨とクチバシ、下顎は一緒に入れる事が出来る場合もありますが、足のお骨とその下にある指先が一緒についてまま入れることなど考えた事はありません。
はなから、その事が出来ると思ったこともないのです。
それが、実際に私の目の前でお客様がやってしまったのです。
すごいことが二回連続して起こりました。
とても綺麗な文鳥の骨でしたから、特にそうなのかもしれません。
普通に足の指を持ち上げて、普通に入れたら足の指と指先のお骨が一緒に入れられた感じです。
でもお客様は本当に喜んでいました 。
お客様自身も、上手くやり遂げた事に感激して、写真をパチパチと撮りました。
そしてお持ち帰りなりました 。
こんな事ってあるのですね。
傍で見ていた私自身も、今も興奮しています。
お客様も、頭も足の指もうまく入れられてとても満足している表情でお帰りになりました。
とても、貴重な体験をさせていただきました。