お客様からチワワとミニチュアダックスのミックス犬のチワックスの火葬の予約を受けました。
所が数時間後、お客様から「大変申し訳ないのですが、火葬してご供養するより、剥製にして置いておくことにしました。」とキャンセルのご依頼がありました。
予約時間の随分前ですし、当然、「キャンセルを断る理由もありません。」それで、お客様からのキャンセルをお受けしました。
剥製した後の遺体は、剥製会社によりますが、お客様にお返しすることも、指定のペット霊園で火葬することもあると思います。
当園では、過去に4件剥製にした遺体を火葬したことがあります。
そのために、剥製にするためにキャンセルにしたお客様に、「もし、剥製にした後のご遺体が戻ってきて場合は、当園でも火葬した実績がありますので、宜しかったらご利用ください。」と言っておきました。
もう一つ、剥製をしようと思ったお客様がいらっしゃいました。
そのお客様は、チョット値段の関係で断念したと、残念そうに言っていました。
過去に剥製にした後の、遺体を火葬した時の事です。
セキセイインコのお客様でした。
小さなタッパウエアーの中に保冷剤を脇に置いて連れてきました。剥製は白と青色の綺麗なインコちゃんでした。
お葬式を行い、巻いてあるビニールを取ってから、包んであるティッシュを取って火葬炉に載せました。
大きさは直径が2センチ位で長さが4センチぐらいある筒状の塊でした。
火葬したお骨は、お客様は、「お骨が無いかと思いました。」と言っていましたが、お骨は背骨が確りと残り胸のお骨でしょうか。確りと残りました。
お客様も大満足だったようです。お客様は、「剥製も残ってお骨も残って良かったです。」と興奮気味に言っていらしゃいました。
また、ジャンガリアンハムスターの火葬したお客様です。
紙袋に剥製のハムスターちゃんも連れて遺体を箱に入れて連れていらっしゃいました。
火葬したお骨のお腹に大きな青白い塊がありました。お腹の瘤なのか腫瘍なのでしょう。お客様も「お腹にあった。」と言って言っていた通りなのでビックリしていた。
丁寧にお骨を骨壷に入れ、自宅に買って置いたカプセルに入れるため小骨をビニールの袋に入れて持帰りました。
当園では、剥製にした遺体は、セキセイインコが3匹とジャンガリアンハムスター1匹の計4匹です。今回のお客様のチワックスみたいなペットの剥製した遺体は、火葬したことがありません。
極小動物の剥製した遺体の火葬と同じで、通常の火葬と同じだと考えています。
でも、剥製をする事が出来るお客様は、資金的に余裕があるお客様ですね。
当園に連れてきたお客様の剥製は、全くそのままの姿でとても素晴らしい感じのペットちゃんです。
今回、キャンセルしたお客様のチワックスの剥製も「とても可愛く仕上がってくれれば。」と思う次第です。