雪の残る中で今日も朝から大忙しです。
12時10分に個別一任火葬で持参して頂いた猫ちゃんは何と20歳です。
最近、20歳代の猫ちゃんも良くあるんですが、その都度光栄で身が敷きしまります。
今回の猫ちゃんもダンボールの中に寝かせて連れていらっしゃいました。
「目が閉じないんです。」と言っていましたので、目を閉じて遣ってからお経を読んでお葬式をしました。
「あ、閉じた。」「固くなってしまって閉じなかったんです。」
「この子で3匹目なんですが、今までの猫ちゃんは亡くなった所を見ることができませんでした、2匹とも居なくなってしまいました。」
「今回のこの子を火葬するのが初めてです。」
お葬式を終了して猫ちゃんのサスサスと撫でてお別れを致しました。
火葬した猫ちゃんは、お骨が真っ白でした。
大体、老衰の猫ちゃんの3匹に1匹は腫瘍があるのですが、この子は全く悪い所がありませんでした。
20歳から生きる猫ちゃんは、悪い所があったらそんなに生きないと思います。
今回のお骨は真っ白で綺麗に背骨もつながっていて、骨盤も綺麗にそのままの形で残り、特に尻尾のお骨が先端でクルクルと回っていたのが印象的でした。
3寸の骨壷にも綺麗に入り、頭のお骨が全く崩れずに骨壷に入れることが出来たのも珍しいことです。
お客様が受け取りに来園して、骨壺の中を確認して頭をナゼナゼして「ホント、真っ白で綺麗。」と言って受け取りました。
今回も20歳の猫ちゃんでしたが、本当はもう少し年齢は行っているみたいです、野良猫で飼ってから20年と言っていました。
こういう超長寿な猫ちゃんの火葬させて頂けることに感謝して、私達もこの長寿を見習いたいと思っている次第です。・・・・・・・・・・・。合掌