今日の一番の火葬はフクロモモンガ‐でした。
相模原市緑区からのお客様でチョッと津久井湖の奥の方からいらっしゃいましたので、道が込んでいて1時間ほどかかったそうです。
車から降りて小さな手提げ袋にハンドタオルで包んで連れてきました。こちらで用意した籠に入れて礼拝所へ安置してから、申込をして頂きました。
モモンガちゃんは体をくるりと丸くして寝ているような安らかな寝姿でした。「可愛いですね。」「そうでしょう。」との会話を交わし合掌して拝んでから事務処理をして頂きました。
お別れ式は、お経はいいですお線香だけ上げてお別れをして火葬炉に載せて貰いました。モモンガちゃんの火葬は小さいためにお骨が落ちないようにお布団を敷いて火葬をさせて貰っています。
その布団の上に寝かせて、お布団の廻りに霊園で摘み取った菜の花とハクモクレンのお花で飾ってもらいお別れをして貰いました。
火葬時間は25分で終了です。
火葬したお骨は、真っ白でしたが肝臓辺りが肝硬変でもなったような感じの塊がありました。熱中症で亡くなったといっていましたが、肝臓辺りも悪かったみたいです。
他のお骨は真っ白で特に喉仏が脛骨の上に確りと付いているのが分かりました。
お客様も喉仏の頭と肩と前で手を合せているのをしばらく見てから「ホント、仏様の形をしているのが分かります。凄い。」と言っていました。
頭も真っ白で顎のお骨が外れずにそのままついているので、生きている時と同じ顔をしていました。
足の指や尻尾、仙骨も良くわかり感心していました。
この子はフクロモモンガですか。と聞くと「はい。」他の種類ってあるんですか。「アメリカモモンガって言うのがある見たいです。」
2寸の骨壷に入ったお骨を確りと抱いてお帰りになりました。
今回の火葬でフクロモモンガは5匹目です。あんまり多い種類でないのですが、小動物の火葬の遣り方は同じですので、自信を持ってお客様のペットちゃんを火葬しています。
今回の火葬も完ぺきでした。
相模原市緑区から のぺーじへ。