新宿からご夫婦と、若夫婦とその娘の5名でお越しいただきました。
下にワラを入れたダンボールの箱の中にタオルで包んで連れていらっしゃいました。
大事そうに両手で抱えて、礼拝所の中に連れていらっしゃいましたので、箱の蓋を開けて拝見するととても毛並みの良いミニウサギちゃんでした。
申込書に記載しているときに気が付いたのですが、体重が2.5キロと結構肥っていることです。ダンボールの中で見る限りはそんなに分からなかったんですが、タオルを取ると大きなお腹が出てきました。「やっぱり。」
火葬したお骨は真っ白でとても綺麗でした。
最近都内の人も多いですよ。「これだけ綺麗に火葬できればね。」個別一任火葬でしたが、時間もありますし火葬したお骨を見せてあげて説明をしてあげました。
肝臓辺りに腫瘍の痕がありました。
それを見て納得した模様です。口には何も出さなかったですが、そんな雰囲気がでていまいた。
共同墓地への埋葬は、雨の中でしたが傘をさして行いました。
香炉の前に骨壺と塔婆を置いて、雨が降っているので礼拝所で点けたお線香を銘々が香炉に入れて拝礼をしてからカロートへの埋葬です。
本日は、お経のスタッフがいますので、当然お経は続いています。
骨壺からゆっくりとミニウサギちゃんのお骨を出しては、カロートの中に埋葬します。
一人づつ、一人づつ行いました。自分の気持ちのつくまで何回もする方や一回で変わる方や色々です。でも愛しいミニウサギちゃんのお骨を心を込めて埋葬している姿勢は皆さん同じでした。
最後は、皆さんそうしていますが、一気にザッと入れて終了です。
今日は、雨が降っていましたのでお水は掛けずに終了しました。
最後に塔婆立てに塔婆を立てて全て火葬と埋葬が終了いたしました。
「色々と有難うございました。」と言ってお帰りになりました。
言葉は少なかったですが、しっかりと火葬と埋葬が出来て大切なミニウサギちゃんを送ることが出来たと言う充実感でいっぱいのご葬儀でした。
新宿区からのペット火葬