ペット霊園の駐車場の正面のブロックの上に植えてある山茶花が枝葉を伸ばして、随分込み合って来ています。
この山茶花は、大輪ですが中々お花が咲きません。
毎年少しづつ花数が増えては来ていますが、摘み取り出来るようにはなりません。
この山茶花の下は、土が20センチ位でその下は採石が80センチ位入っています。
重量ブロックの擁壁の裏込採石として、水分を擁壁の下に引いてある排水管に流すことに依ってこの擁壁の強度を高める働きをさせている為です。
ですから、この山茶花の根は真下に伸びないで横に伸びて水分補給をしています。通常の山茶花とチョッと違う環境に育っています。
その山茶花が、最近になって葉っぱや茎がやっと伸びて剪定を必要になってきました。根っ子の張り具合もやっと普通の山茶花になって来たようです。
昨年は、上に伸びる枝葉だけを切り落として丈を揃えましたが今回全面的な剪定作業は初めてです。植えてから7年以上経ってです。
今回は、かなり薄く致しました。
中央の幹の前後を深くカットして、風通しを良く致しました。これで殆んどの枝葉に日が当たるようになりました。
8月にはこの山茶花の根元に、菜種油の搾りカスを蒔いて土を被せて遣ります。根元に有機物の層が出来て来年のお花を咲かせるもとになるからです。
こうして、山茶花がいっぱい咲くように環境整備をして参りたいと思っています。
冬のお花のない時期に山茶花のお花がいっぱい咲いてくれることを願っています。