今朝一番の火葬は、羽村市でミニチュアダックスの火葬でした。
朝一番でお宅に伺うと以前火葬したお宅の前の家でした。
表札が塀のところに無かったので、電話して確認してお宅を訪問させていただきました。
火葬炉に載せて、本社から持参したお花を飾ってお別れしてから、お宅の所で火葬で無いので火葬できる所に移動してお客様の到着を待つことに致しました。
丁度そこは南側に運動場があり、北側が森で比較的交通の量が少ない、火葬には適している場所です。お客様が到着するまでの間に準備を完了です。
3.6キロのミニチュアダックすですが、死亡原因が歯周病や糖尿とお客様が書いたので慎重に慎重に火葬しないとお骨をお客様が希望するように残すことが困難な病名です。
お客様が到着して、すぐに火葬炉に点かせて頂きました。
このミニチュアダックスちゃんの火葬は、かなり急激に温度が上がるミニチュアダックスチャンでした。
お別れする時にミニチュアダックスちゃんの体を触って、感触を確認いたしましたが、急激に温度が上がる過燃焼になりやすい体が柔らかいミニチュアダックスチャンでした。
お客様には、次のようにお話させて頂きました
かなり歯周病が進んでしる時はと説明をさせて貰いました。
火葬中から分かりますが、顎のお骨を始め酷い時には頭のお骨の形を保てずにべたっと平面状に潰れて頭のお骨が亡くなった様になってしまいます。
今まで3例ほどありました。
糖尿病の進んでいる時は
火葬終了しても頭のお骨は残っているのですが、お骨自体が脆くてお骨上げの時にそのお骨を持った時にグズッといってしまい頭のお骨が崩れてしまいます。
今回のミニチュアダックスちゃんは、歯周病と糖尿病が重なっていますので、最悪の状態は頭のお骨が火葬終了したときにそのまま潰れてしまっていて、他のお骨も脆い可能性があります。
火葬中のお客様は、木陰に座って見ていました。
火葬時間は30分
火葬中にミニチュアダックスちゃんのお顔の前の部分が崩れていくのが見えました。お客様が傍にいたので、それを見て貰いました。
火葬したお骨は真っ白でしたが、火葬中分かっていた通り頭のお鼻の部分が無くなっていました。チョット頭の部分もバラケていて弱そうな感じがしました。
お骨上げは、火葬している場所にお客様が来ているのでその場所で行いました。「中を見ていて分かっていたけどやっぱりお鼻の部分から先は無いわね。」「でも、綺麗に他は残っているよ。」
頭のお骨も横を向いていたのを前に向けてあげて良く見て貰いました。
3.3寸の骨壷に入れる時に頭の少しバラケている部分を割ってしまいましたが、歯周病を糖尿病の病気を持っているミニチュアダックスちゃんとしては綺麗に骨壺に入れることが出来たと思います。
「頭がないのでは。」「お骨が凄く弱いのでは。」と心配させてしまいましたが、何とか原型を留めてお骨上げが出来て喜んでいました。
歯周病があっても、糖尿病があっても今日みたいに原型を留めてお骨上げが出来ればいいのですが。
歯周病や糖尿病は恐ろしい病気ですね。
ミニチュアダックス犬の葬儀と火葬 のぺーじへ。