熱い夏の真っ最中ですが、ここに来てこの暑さで耐えられないペットちゃんが続出しています。
お電話がありましたらいつもお話をしているのですが、今すぐにすることは可愛いペットちゃんの保冷です。「直ぐに氷で冷やしてやってください。」とお願いしています。
ペットが死んだときには、頭が混乱して「何を如何するか。」と言う事が成立かない場合が多々あります。その場合についてここで書いておきます。
- 比較的小さいペットの場合
- まず最初に、発泡スチロールの箱を用意してください。
ダンボールの箱でも宜しいですが、この暑さで体の腐敗をなくすためには、ダンボールより暖気が入ってこない発泡スチロールの箱の方がより効果を発揮します。 - 続いて冷蔵庫の氷をビニールの袋に入れてお腹と背中に載せて遣って下さい。
- 直ぐに火葬の予約が取れた場合はそのままで大丈夫でしょうが、翌日になる場合はドライアイスを用意して発泡スチロールの箱の中に入れてください。
- ドライアイスが手に入らない場合
コンビニで板氷を購入してください。315円で売っています。この板氷をペットの下に置いてその上にペットシートを敷きその上にペットちゃんを寝かせてください。 - 翌日に火葬の場合は冷蔵庫で氷を作っておきましょう。<br>板氷は全部は解けませんが上に置いてある冷蔵庫の氷やコンビニに売っている氷は解けてしまいます。
その為予備に氷を作っておく必要がありあます。出来ればペットボトル(500ml)を凍らせておくのも良いと思います。
大きなペットの場合
- まず最初に、発泡スチロールの箱を用意してください。
- 箱に入れて保冷する事が出来ない場合は
- 家の中でも家の外でもペットちゃんの下に水がこぼれない様なシートを敷き、その上に寝かせて遣って下さい。
- ドライアイスを購入してください。
ペットが大きすぎて発泡スチロール等の箱が無いために火葬まで時間が掛かるようだとどうしてもドライアイスが必要です。
無い場合はなるべく早く火葬する事を進めます。
保冷しないで半日置くとウジがいっぱい出てしまいます。 - ドライアイスもなく、火葬するのも時間が掛かる場合は、大変可哀そうですがビニールの大きな袋に入れてペットシート2〜3枚かバスタオルを入れて入口を確りと縛って空気の入らない様にします。
そうするとウジや臭いは断たれますがチョッと可哀そうです。この方法はどうしようもない時に使ってください。ビニール袋に穴が開いていて空気が入ってしまいますとウジや臭いがでます。 - 上にシートをかぶせてその上にお布団でも置いて冷気が逃げないようにしてください。
- 極小のペットの場合
- 発泡スチロールかタッパウエア-を用意してください。
- 発泡スチロールの箱に入れる方法は、比較的小さなペットの場合と同じでだいじょうぶです。
- タッパウエア-に入れる場合は、冷蔵庫の中に入れて保冷します。
その為にタッパウエア-の中にペットちゃんを入れて寝かせてあげますが、タッパウエア-から細菌が出ない様にラップでタッパウエア-をグルグル巻きにして細菌が外に出ない様にしてください。冷蔵庫の中ですから細菌の繁殖は無くなりますが、気持ちが悪い人向けにラップでのグルグル巻きをして貰うだけです。 - この方法は可也の時間が経っても大丈夫です。お客様の中には1週間もおいて置いたお客様もいらっしゃいます。