お骨上げを終了して、帰る時にお客様が質問されました。
「自宅に埋葬します。その場合骨壷の覆い袋は取ったほうが良いですよね。」と言われました。
自宅に埋葬する時に、唯穴を掘ってお骨を埋めて埋葬するときは骨壷からお骨を出して埋葬してください。
「え、自宅の庭に埋める時に、骨壷を埋めては駄目なんですか。」
そうです。
穴を掘ってお骨を埋めるときに、骨壷に入れて生めた場合はお骨は土に返りまん。
又、余程蓋の所を強く密封しないと、中に水や虫などが入ってしまって大変なことになってしまいます。
又、強く密封してとしても、結露で骨壷の中は水浸しになります。そうすると微生物が発生してカビなどで充満してしまいます。
ですから、骨壷から出して土の上に直にお骨を埋めてください。
直にお骨を土の上に置く事が嫌な方は、ガーゼで包んで埋めてやってください。
こうすると、お骨はすぐには土に帰らないですが、長い年月で土に帰っていきます。
どうしても、骨壷で自宅に埋葬したい人は、本格的な墓地の作り方。のページに書いてありますが、本格的に自宅墓地を作ってそこに埋葬してやってください。
こうすれば、確りとしてカロート付の墓地ですので骨壷にも水は入りません。時々蓋を取って中を見てやることもできます。
カロートの上の御影石の板に、カッティングシートで文字を書いてやっても大丈夫ですし、チョッとお金が掛かっても良いと言う方は御影石を少し厚いのにして文字を彫ってやっても良いのではないでしょうか。
簡単な墓地で済まそうとする方は、骨壷からお骨を出して埋葬することをお勧めいたします。
すぐに土に返したい方は、粉骨してパウダー状になったお骨を庭の一部に撒いてやることも良い方法だと思います。
粉骨してあれば、すぐに土に帰りますし、そのお骨を撒いた場所にマリーゴールドや金銭花などのアルカリ性を好むお花を植えてやれば綺麗に咲き誇ります。
どうぞ参考にしてください。