八王子の元横山町の移動火葬の猫ちゃんの立会火葬でした。
死亡原因をお客様は、老衰と書きました。
18歳のペルシャ猫の雑種の子でしたが、茶色の長い毛がとても綺麗な猫ちゃんでした。
火葬時間は40分。
お客様のアパートの駐車場で行いました。電話でのお客様のご希望はアパートの駐車場ではなくて他の場所で火葬をして欲しいとのご希望でした。
受付をしてから、付いてくるといっていましたので車で付いていらっしゃいますか?と聞くと「歩いて付いていきます。」火葬を予定している場所はお客様が歩いて付いてくるには遠すぎます。もしよければこのアパートの駐車場で火葬していけませんか?
と聞くと、「臭いや煙は出ませんか?」と質問されました。
全くでないので大丈夫です。「良かった。じゃあココでお願いします。」
そして火葬を開始させていただきました。
火葬したお骨をトレーに載せて全く火葬炉に入れたままの姿でお部屋まで運んでご説明をさせて頂きました。
最初に説明するのは、死亡原因らしきお骨や燃えカスの状況です。
今回の猫ちゃんにも胸の辺りに青白くなった塊があります。
この猫ちゃんは、女の子ですか。「そうですが。」
オッパイの所にしこりか腫れていませんでしたか。「そうなの、乳癌でした。」
「如何して分りましたか?」
この青白い燃えカスが乳癌に良くある燃えカスなのです。
この青白い燃えカスは以前も気になっていたのですが、何だか分りませんでした。でも何回か乳癌のペットちゃんの火葬が続いたことがありまして、その度にこのオッパイの所にこの様な青白い燃えカスが残るのでもしかすると乳癌の燃えカスではないかと思い始めました。
最近、何回もお客様との遣り取りをしてこの青白い燃えカスが乳癌の燃えカスだと確信をしてまいりました。
今回も、お客様から回答を頂きましてやっぱりと思いました。
後最近多いのが内臓の燃えカスで石化しているような硬い燃えカスがあります。これは何でしょうね。これについては未だ分りません。
でも、最近この青白い塊が乳癌の燃えカスだと確信が持て始めてオッパイの所が腫れていませんでしたか?と聞くとお客様から「どうして分るの。」と殆ど言われます。
医学的に立証していないので確かではないですが、いつもお客様のお答えと一致するので乳癌との確信を強めています。