18時の予約のお客様でした。
到着は17時30分。今日はすいている日だったので30分前でも大丈夫です。
厚木からナビなしでいらっしゃいました。
到着して「ナビなしでバッチリですね。」と言うと「割合すんなりと来ることができました。」とニッコリと笑顔で答えてくれました。
お話を聞くと「16時45分に出ました。」と言っていましたので、45分間で着いた事になります。八王子バイパスに乗って打越の信号から野猿峠に出てきたのでしょう。
一番分りやすい道を選んで来てくれました。
礼拝所に入って、兎ちゃんを祭壇の前に安置して、ダンボールの中に保冷しておいた保冷剤を取り除くと可愛い茶黄色の兎ちゃんが中に寝かせたありました。
4日間置いてしまったので、保冷剤でいっぱいにしてきましたが、ホームセンターで購入したお花をダンボールにいっぱいに兎ちゃんの廻りに敷き詰めて飾ってから受付。
確りとお葬式も上げて火葬炉でお花でいっぱいに飾ってお別れして点火を見届けました。
受付の時に、兎の種類はピーターラビットを書きました。
ピーターラビットは初めてです。余り聞いたことがない種類の名前ですが、兎の名前としてはピーターは良く使われています。
お客様は、「ペットショップで購入したときにピーターラビットと書いてありました。」と言っていました。
火葬中にインターネットのウキペディアで調べて見ると、兎の種類ではなくて
ビアトリクス・ポターの児童書に登場する主役キャラクターであり、シリーズ作品の総称ともなっている。また架空の兎の中に「ピーターラビット」とありました。
このことを火葬終了した時点で、「調べたら上記のように書いてありました。」と言うとお客様の息子さんから「ネザーランドドワーフです。」とおっしゃいましたので多分それが正しい兎の種類だと思いました。
ペットショップもすごいですね。架空の名前をつけて売り出しするのですから。
火葬した兎ちゃんは、お骨自体は真っ白でとても綺麗に火葬できていましたが、この子は燃えカスがいっぱい付いている子でした。
お腹の中一面に真っ白なすごく細かい塊がありました。
箸で摘むと一塊で持ち上がりましたので、お客様の手の上に載せて触ってもらいました。私の手の上にも他に残っていたのを載せて触ると凄くスベスベした真っ白なおしろいみたいなきめ細かな塊で触るとグズグズと崩れてしまいます。
皆さん頭をひねっていました。
このおしろいのような粉の塊は大腸から胃に掛けて殆どがこの塊でいっぱいです。
又、石化した腸もありました。そして肝臓に腫瘍です。
お客様は、火葬する前に腫瘍があると言っていましたが、お客様の言っていた場所は喉の奥でしたが、火葬したお骨に付いていた腫瘍の塊は肝臓の所にありました。
お骨自体は、本当に真っ白で綺麗でした、この色々なものはタダタダ頭を捻るばかりでした。
こんなに真っ白のおしろいのようなものは、初めてです。
このおしろいのようなものは入れませんでしたが、2.5寸の骨壷に綺麗にお骨上げも出来て、お客様は満足そうでした。
私達も、この真っ白なものに頭を捻りながらお見送りをさせて頂きました。
あれは、何だったんでしょうね。