厚木市戸室からチンチラの火葬に見えられたお客様は、当初個別一任火葬でお骨のお持ち帰りでしたが、共同墓地への埋葬もする事になりました。
予約時間の5分前に真っ赤な車がペット霊園の駐車場に入ってきました。几帳面な方で、白線のように切り替えしをして綺麗に駐車してくれました。
車から降りてすぐに「遠い所、来園頂きまして有難うございます。」「どの位時間がかかりましたか?}と質問すると「1時間チョッとで来ました。」
Google mapで調べて見ると
国道129号線から16号で来るルートで 27.5キロ 混雑して1時間9分 と書いてありました。
スムーズに走れると 44分 だそうです。
そんなに遠くないのですね。最近厚木からのお客様も増えています。27キロでしたら通常1時間は掛からないから適度な距離かもしれません。
私達が青梅から毎日通勤してくる距離も25.4キロですからあまり変わらないですね。
プラスチックのファンシーケースに入れて連れていらっしゃいましたが、中に黒い色をしているチンチラちゃんが寝かせてありました。
お経を読んでお葬式を行い、火葬炉に寝かせてお不動様の真言を上げてお別れして点火を見届けました。
お客様は、当初個別一任火葬でしたが、共同墓地への埋葬もするという事で待っていてもらっていますので、火葬炉でのお見送りもしてもらいました。
火葬炉でお見送りが終わり、火葬炉を閉める段になってチンチラちゃんの体を触らせて貰ったのですが、とても柔らかい毛で高級な毛皮のコートを触っているような感触でした。
この感触は、特別に気持ちが良くて、何回も何回も触りたくなります。まして最愛のチンチラちゃんでしたら堪らないでしょうね。
火葬時間は、25分間でした。
火葬したお骨は、真っ白でとても綺麗でした。「歯が生えすぎて手術をしたら食欲がなくなってしまって亡くなってしまった。」と言っていましたが、上も下の歯も可也伸びていました。
火葬したお骨の、喉仏だけを別にとっておいてお客様にお見せするとそのまま手の上に置いたまま共同墓地への埋葬に向かいました。じっくりと無言で喉仏を見ていました。
共同墓地で墓前のご供養をしてから、カロートの中に散骨です。一つ、一つお骨をゆっくりと入れて最後に手の上にある喉仏をカロートに入れて埋葬は終了しました。
塔婆を立ててお帰りになりましたが、確りとお見送りが出来たという感じが感じれる振る舞いでした。キットチンチラちゃんの火葬から埋葬まで満足して行ったものだと思います。
「厚木ですから、時々お参りに来ます。」
「これからもよろしくお願いします。」と言ってお帰りになりました。気をつけてお帰り下さい。