免疫介在性溶血性貧血のミニチュアダックスちゃんの火葬をいたしました。
今回で2匹目です。
この免疫介在性溶血性貧血のミニチュアダックスは、比較的体格の良い子がなるのでしょうか、前回は12.5キロのミニチュアダックスチャンでしたし、今回は7キロのミニチュアダックスです。
それまでの、ミニチュアダックスの最高の体重は6.8キロでしたので、この「免疫介在性溶血性貧血」が原因でお亡くなりになったミニチュアダックスチャンで1番と2番という事になります。
「治療の過程でステロイドを如何にかする治療を行うと肥満が増加する。」とお客様がいっていましたが、まさにその治療によってこの様な体重の増加に繋がったのでしょうか?
「赤血球の破壊が凄く多いので、その破壊されたものが血管とかに詰まってしまってすぐに死んでしまう。」と言っていました。
又、火葬したお骨は、前回の免疫介在性溶血性貧血のミニチュアダックスちゃんも今回のミニチュアダックスチャンも肝臓辺りのお骨が凄く黒く変色して悪い部分がそこで燃え尽きたような感じのお骨になっていました。
他のお骨は、真っ白なのにその部分のお骨だけが真っ黒だと「悪かったんだなぁ。」とつくづく思いました。
又、副腎が悪かったと言っていましたが、肝臓のチョッと上にこげ茶色の1センチ位の腫瘍の塊がありました。「ここも悪かったんです。この塊は持ってかえって獣医さんにお見せしようと思います。」
火葬したお骨を説明してから粉骨パウダーにいたしました。
「こうすると、小さくなって置いておくのも楽ですね。」と2.5寸の骨壷に7分目程の真っ白いパウダー状のお骨を見てしみじみ言っていました。
大事なミニチュアダックスちゃんを免疫介在性溶血性貧血でアット言うまに亡くなってしまったミニチュアダックスちゃんのお骨を胸に抱いてお帰りになりました。
「丁寧に火葬してもらって、大変有難うございました。」「お友達に紹介したいと思っています。」と言い残してお帰りになりました。
行き成り死んでしまうって本当に恐ろしい病気ですね。