クジャク椿が咲きました。
ペット霊園の中央通路の上から3段目の第4区画に植えてあるクジャク椿が咲き始めました。このクジャク椿は、外目には非常に地味な椿ですが、火葬するときに一緒に火葬炉に入れると非常に綺麗です。
赤い花びらに白い線が入ったような模様があり、お花が全部開かないでちょぼ口をしたような形のお花です。
又、幹本体も上に伸びていくのではなく、枝垂れてくれるので余計お花が下向きになってしまって「お花が咲いている。」という感じではなくて、「緑の葉っぱの所に何か赤いものが付いているのかなぁ。」と思える位です。
でも、この花びらは、非常にみずみずしく火葬炉の殺風景な所に新鮮な色合いを出してくれて最後のペットちゃんとのお別れを支えてくれます。4月いっぱいは咲いてくれますが、このお花を入れると入れないとでは格段の違いが出てきます。
4月になるとペットの火葬量が減ってきます。
冬の寒さや3月の気象変動から解放されて、人間も暮らしやすくなりますが、ペットも同じでこの暖かくなった環境で住みやすくなるのでしょう。
4月から6月は、火葬が少ない分お花の手入れをしなければならない時期です。
このお花の咲き始めてくれる時期は、種から苗を作るのにも忙しい時期でもあります。
この様な時期に、手のかからないで火葬に大切なお花たちの中でクジャク椿が活躍してくれています。