バタースコッチフェレットの火葬で東大和市からご夫婦と息子さんが来るまでいらっしゃいました。バタースコッチフェレットちゃんは、ダンボールの棺の中に、綺麗な花束の脇にタオルと掛けて寝かせてありました。
棺を開けて確認をさせて頂きましたが、真っ白い体で寝顔がとても愛いらしい感じの寝姿でした。「可愛かったでしょ。」とお聞きするとニッコリ頷いて「はい。とても可愛かったです。」と。
フェレットの種類は皆様中々書いてくれないのですが、お客様はすらすらと「バタースコッチ。」と書いてくれました。
バタースコッチフェレットちゃんは、「薄い茶色の毛」のフェレットちゃんですが私には綺麗な白い色のフェレットちゃんに見えました。
礼拝所でお経を上げてお葬式、火葬炉に載せて霊園のお花とお客様の持参した花束、フェレットチャンの好物だったんでしょう。食べ物もいっぱい入れてお別れしてお別れして点火を見届けました。
通常は、点火をした後は礼拝所でお休みいただくのですが、今の季節は心地よい季節ですので霊園内を散策や車の所で談笑してから礼拝所にいらっしゃってお待ちいただきました。
お客様は、死亡原因の所に癌とお書きになりました。
「癌だったんですが、最後は脳に行ってしまいました。」と言っていましたが、肺に癌があり火葬したお骨葉の背骨の上から首の骨、頭蓋骨の下にお薬の青い色が付いていたのでこの辺りがずっと悪かったものと推測されます。
お客様も、このお薬の痕を見て「ヤッパリとこれだね。」と納得していた様子でした。
お骨自体は、確りとしていて足の指の小さな指のお骨に目を細めて「小さいけど確りとしたお骨ですね。」と大事なバタースコッチフェレットちゃんを慈しんでいる雰囲気でした。
お骨上げの最中にお客様から「ホームページのフェレットちゃんの長寿記録の書いてあるところがとても参考になりました。」と言っていました。このバタースコッチフェレットちゃんも6歳でしたのでベスト4です。
色々なお話をしながら、お骨上げをして2.5寸の骨壷に綺麗にお骨を入れることが出来て、そのお骨を抱えて駐車場に向かいましたが、霊園に来るときと違って余裕が出来たのでしょう。
今満開の枝垂れ桃と見たり、「冬越しをしたんですよ。」と説明したペチニアのお花を見て「これって冬越しが出来るのですか。」又、ペチニアのお花でいっぱいになったお花のお山の写真を見て、「コンナにいっぱい咲くんですか。凄いですね。」と感激していました。
お帰りに車の窓を開けて皆様で「有難うございました。」と言って東大和市までお帰りになりましたが、お客様の思い通りの火葬が出来た事だったんでしょう。満足そうな笑顔が印象的でした。
どうぞお気をつけてお帰りください。