お骨を見せて入る時に言われました。
「関東一円から小さいペットの火葬に来ているのですか。」「有名で良い所に火葬に来たみたいですね。」とお骨を見て感心していました。
予約時間丁度、立川市からジャンガリアンハムスターの火葬に奥様と娘さんがいらっしゃいました。娘さんが小さなプラスチックの入れ物に入れて連れてきました。
小さなジャンガリアンハムスターは、その小箱の中で安らかな寝息をかいている様に静かに寝ていました。
礼拝所内でのお葬式は、目頭を押さえてのお葬式です。スタッフのお経の声が礼拝所内に響いています。
その後、火葬炉の上に載せて霊園のお花でいっぱいに飾りお別れです。
お花の入れ物を持った手を途中で止めて、「これ全部いいのですか?」とお花がいっぱいあったので聞いてからまたお花を飾ってジャンガリアンハムスターの廻りはお花だらけです。
静かにハムスターちゃんとお別れをして点火を見届けました。
火葬時間は35分間。
その間、チョッと外に出掛けて行きました。
お客様は、個別一任火葬でしたが火葬が終わると同時にお帰りになったので、火葬炉の脇でお骨を見てもらい、お骨の説明もさせて頂きました。
真っ白な確りとしたお骨で、頭から背骨、足の骨、指まで確りと分ります。
頭の所にくッ付いている喉仏をスタッフが取って説明すると「あ、本当に仏様の形をしている。」と関心をしていました。
「こんなに残るとおもっていましたか?」と聞くと「すごいですね。」と。「関東一円から小さいペットの火葬に来ているのですか。」「有名で良い所に火葬に来たみたいですね。」とお骨を見て感心していました。
特に、足の指の小さなお骨がお布団の上に並んでいるようにも見えます。そのお骨を見て目を細めて言ました。
個別一任火葬ですので、スタッフが拾ってお渡しいたしましたが、骨壷に入ったお骨を見て顎のお骨に付いている前歯が気に入ったみたいでした。
骨壷を受け取ってお帰りになりましたが、駐車場から出て一旦止まって車の窓を開けて、もう一度「有難うございました。」と丁寧にご挨拶を頂いてお帰りになりました。
綺麗に火葬出来て、お客様の喜んだお顔を拝見で来てこちらもホットした気持ちになりました。
立川市までお気をつけてお帰り下さい。