昨日の夜に引き続いて、埼玉県での火葬です。昨夜は、狭山市水野で今朝は所沢市の狭山ヶ丘です。
昨夜の所から車で10分ぐらいの距離でした。
非常に近いので昨夜の続きをしている感じさえします。
青梅市の本社を出て25分間で着いてしまいますので、身近で火葬している感じさえします。
お客様のお宅に近づくと、以前兎さんの火葬して、お客様のお父さんから他にも紹介したいとお電話を貰ったマンションがすぐ目の前でした。
チョッと込み合っている場所だったのですが、隣の駐車場が昼間は使っていない雰囲気の場所だったのでそこでお客様の犬ちゃんを待つことにしました。
お客様の元に事務手続きに行ったのが女性のスタッフだったので、ボルゾイちゃんを連れて来れないと応援の電話が入ったので応援に駆けつけました。
ボルゾイちゃんは、居間にバスタオルを敷いてコンビニの板氷や保冷剤で確りと保冷されて完璧な状態で寝かせてありました。
ボルゾイちゃんは手足が長いですし、お顔も長いです。お客様は「立つと1メートル60センチ位ありました。」と言っていましたが背の高い細長い犬ちゃんです。
体重は27キロと言っていましたのでそれほどでもないのですが、火葬炉に載せると手足が長いですので、火葬炉いっぱいです。
手足もお客様の了解を得て曲げさせて貰いました。硬直している手足を曲げることは素人の飼い主さん達にとっては、難しいですがチョッとコツを覚えてしまえば然程難しいものではありません。
火葬場所は、お客様のご自宅から8分程の所です。お客様に火葬車の後を着いてきてもらって到着です。
先程火葬炉に載せた場所では、近所の手前お葬式は控えたのですが、この火葬場に来てしまえばゆっくりとお葬式とお別れをすることが出来ます。
お別れをお花でいっぱいに飾ってしたあと、火葬炉の蓋を閉めるときはお客様が長いボルゾイちゃんの足を抑えてくれました。そのしぐさに、も愛情の強いのを感じます。
火葬時間は、90分掛かりました。
脂分の少ないボルゾイちゃんでしたが、子宮等に腫瘍やヘルニアがあると言うことで、最後の燃え尽きる迄の時間が相当掛かりました。
火葬したお骨の子宮にヤッパリ大きな腫瘍がありました。又腫れが酷かったので腰の辺りに青いザラメ状の燃えかすもありました。
お客様に爪の形をしている足の指先のお骨を手渡すと、
点火を見届けてからお客様建ちは日陰で休憩しながら火葬の終了を待って貰いました。
ボルゾイちゃんは大きいですね。
27キロのメスでも骨壷は7寸の人間用の骨壺です。
お顔の所に歯周病の影響で脆くなっていて今にも崩れそうなお鼻の部分も揺ったりとした骨壷のお陰で割れずに綺麗に入りました。
火葬中にお客様から「お宅が一番安かったですよ。」と言われましたがお客様の笑顔がとても素敵でした。
ボルゾイちゃんのご冥福をお祈り致します。