8月20日に起きた広島のあの土石流による災害が大変新聞やテレビでにぎわしていますが、今下柚木の長沼公園下の土地に大きな穴があいてから2ヶ月以上が経過しています。
6月の梅雨の大雨で私どものペット霊園の火葬場予定地を含めて4件の地主に跨って直径30メートル以上の穴が開いてしまいました。深さも水が溜まっている分に迄で6メートル位あります。
広島みたいに集中豪雨が起きてこの陥没した穴に水が一杯になって流れ出す危険もあります。しかしながら、そのことよりも「この穴の下に戦争中に掘られた防空壕が掘られていた。」という話を地元の人に聞いてゾッとしています。
下に穴があったなら、その穴の中へ何らかの原因で水が浸み込みその水の勢いで陥没した可能性が高いからです。
「トンネルになっている。」とも聞きます。
トンネルになっている場合は、入り口に向かって勾配が付いていますので、その入り口の所がどんなふうになっているのかも心配です。
頑丈に入り口が塞がれていれば良いのですが、もしそれが土だけで埋めてあった場合ならこのトンネルの中に水や土が溜まってその土圧で入り口が破壊される場合もあります。
この様な事になったら、下にある民家に被害が及びますし、下に向かって伸びている舗装してある道路が滑り台のようになって水や土の流れる勢いをつけさせる原因にもなります。
どの位の被害が出るかは分かりませんが、溜まっている水の容量によっても被害の程度が違ってきます。豪雨が降出すのは、夜になってからが多いのでトンネルの入り口から噴き出すのも夜になると思われます。
この様な、状況で災害が発生したら、人的被害が起こる可能性も往々にしてあります。
そこで、市役所防災課に問いただしてみました。
防災課は、女性の担当者が出てくれて「時々見回りをしている。」と言ってくれました。でも「この穴が原因で被害が出た場合の責任は地主にある。」とも言われてしまいました。
然しながら、「穴が開いた原因がその地主が開発などを起こした場合ではなくて、自然災害的になった場合はそうとも言えない。」とも言っていました。
どちらにしても、広島のような土石流が発生して被害が出る前に、打てる対策はしておいた方が良いと思います。「防災課にご指導を下さい。」とお願いしたら、「土を埋める場合に色々が制約があります。まずは緑地保全の立場から環境保全課に相談してください。」と回されてしまいました。
環境保全課は、私たちのペット霊園の色々とご指導を戴いている所です。
近隣の住民のごり押しの中に入って大変ご苦労を戴いています。その性か担当者がショッチュウ変わるのが問題の所です。
お電話を防災課からつないで貰い、その事を云いますと全く把握していませんでした。
「緑地保全地域なので埋戻しにしてもどの様な制約がありますか。」と電話で問い合わせの内容を説明して依然書いたブログの記事を見て貰って状況を把握してもらいました。
精査して電話いただけると言っていましたが、いつ起こるかしれない自然災害に対処するには私達個人的な力ではどうしようもありません。
このブログを書いているときに、すぐに電話を戴きました。
防災課の見解は、
「これ以上急に状況が変わることはない。」という見解でしたので何かホットしています。
又、埋め立てる時には
「東京都多摩環境事務所自然環境課(042-523-3171)と八王子でも色々と残土条例などがありますので、開発指導課に指導してもらう必要がある。」とご指導を戴きました。
広島の土石流のニュースを見て心配で心を痛めていましたが、取りあえず電話したことに依って環境保全課から防災課の見解が聞けて心が安らぎました。