ウェスティーちゃんの火葬は、比較的少ない部類に入ります。今回で10回目です。
今回のウェスティーちゃんは、今まで出一番体重の少ない5キロの14歳1ヶ月の子でした。今まで16歳2ヶ月のウェスティーちゃんが最長寿の子でしたから、14歳は3番目に当たります。
ペット霊園に抱っこして昭島からいらっしゃいました。
とても大切にしている様子がありありです。本当に可愛がっていたんでしょうね。
予約受付の時に、「火葬方法はどうしますか?」と聞くと「どうしようかな。やっぱり骨持って帰りたいので立会いでお願いします。」と言って個別立会火葬になったお客様ですので、礼拝所でのお葬式もお経をご希望になりました。
礼拝所でペット霊園のベットに寝かせてお葬式は、静寂の中で執り行われました。
皆様緊張しているらしく、礼拝所の仏壇の観音様をじっと見ています。お経が希望だといっていました通り、お葬式中お経を確りと聞いていらっしゃいました。飼い主の皆様にはお線香を上げて貰って確りとご供養をして貰いました。
お葬式が終わると火葬炉に連れて行きます。
火葬炉では、まずウェスティーちゃんだけを台の上に置いていただいてから、食べ物、お花など置いて飾って貰います。
火葬炉に点火の際には、やっぱり凄く辛そうな表情で煙突を眺めていらっしゃいました。
火葬時間は、45分間。
火葬したお骨は、真っ白でとても綺麗でした。
唯、肝臓辺りに腫瘍がありました。このウェスティーちゃんは特別お顔が大きかったです。今まで火葬してウェスティーちゃんは4寸の骨壷に入ったのですが、今回の子は入りそうもありません。
お客様も小さい骨壷をご希望だったので、少しお顔の前の方を欠く様な感じで4寸の骨壷に入れることになりました。
そのため、一度横になっていたお顔を正面に向けておいてやると、お客様も「このお鼻のラインが全く〇〇ちゃんだね。」とお鼻の辺りを擦っていました。
お骨上げも4寸の骨壺に入らないかと思っていたのですが、お客様が上手く入れて綺麗に入ることが出来てご満悦です。
お帰りは、確りと骨壷を抱きかかえるように胸に抱いてお帰りになりました。「家には未だ7匹もいます。」と言っていましたが、本当に大切にしているペットちゃんたちの長生きを願っています。
ウェスティ―ちゃんのご冥福をお祈りいたします。