日野市新井からのお客様のアメリカンショート猫の火葬を致しました。
予約時間丁度にお起こし戴き、クッションの上にアメリカンショート猫ちゃんを寝かせて連れていらっしゃいました。
申込受付の時にお客様が「近くだから選びました。」と言っていました。
日野市新井からだと30分以内でペット霊園まで到着しますので、近いですよね。
日野市からのお客様は、当園の所在である八王子市に次いで2番目に多い市です。八王子市の割合が35.3%で日野市は8.9%もあるのです。
やっぱり近い所が良いですよね。
火葬した猫ちゃんは、結構大きくて見た目には3.3寸の骨壷に入らないかと思うくらいの大きさでしたが、真っ白で綺麗に火葬出来ているお骨を見て、「入らないかも。」と言っていました。
しかしながら、骨壷にお客様に入れてもらって最後に頭を入れる段になってスタッフに骨壷をお渡し戴き、チョッと揺すってやると上の小さなお骨などが下に落ちていって大きなお骨の間に入りますので、髄分上のほうが空いてきます。
頭のお骨をそこに置くと「何だ、ヤッパリ入るんですね。」とホッとしていた様子です。
お骨上げをしながら、「もしかすると入らないのでは。」と心配しながらお骨上げをしていたのでしょうね。
3.3寸の骨壷は、見た目は3寸の骨壷を余り変わらないように見えますが、横幅も一割大きくなっています。断面積には、1.21倍になっているのです。
ですから、チョッと大き目の猫ちゃんもこの3.3寸の骨壷にしっかりと入ってしまいます。
お骨の状態は、とても綺麗な真っ白な火葬状態でした。
殆ど悪い所は見つからなかったのですが、敢えて言うなら「肺の辺りが少し変色していてそこが悪かった模様です。」とお客様にお話しいたました。
すると、「実はこの子は口内炎でして、猫ちゃんの口内炎は相当たちが悪くてこの子ももしかすると口内炎が原因だったかも知れません。」と言っていました。
火葬したお骨で口内炎がどのようになるのかは、分りませんが、お口の周りや顎の奥の方も全く問題ない白い色のお骨でした。
病状については、この会話で終了いたしましたが、お客様の興味は3.3寸の骨壷に入るか否かが一番気にしていたことでしょう。
すっかりと3.3寸の骨壷に入って気をよくしてお帰りになりましたが、毎回遣っているスタッフ自身でも今回は入らないかと思うようなお顔が大きな猫ちゃんでしたが、綺麗に入れることが出来てよかったです。
お客様の満足そうなお顔を拝見できて、嬉しく思った猫ちゃんの火葬でした。
お大事に。