東久留米市から猫ちゃん4匹の粉骨パウダーにいらっしゃいました。
本来は、この方が朝一番のお客様でしたが、12時からのお客様が1時間10分も早くいらっしゃいましてその方を始めに火葬したのでこの粉骨のお客様は2番目となりました。
今朝は時間を取って予約を受けていたので、初めは昨日の合同火葬の猫ちゃんを火葬してから通常のお客様の火葬をする訳でしたが、丁度始めようとした時に12時からのお客様がいらっしゃったので順番を12時のお客様からの火葬になりました。
粉骨パウダーのお客様は、時間通りにいらっしゃいましたので、火葬中のお客様には車の中で暫く待っていただいてこの粉骨のお客様の対応をさせて頂きました。
4つの骨壷が入っている布袋を礼拝所に持参して骨壷の大きさを調べると4寸の骨壷が3ヶ、3寸の骨壷が1ヶでした。
礼拝所でご供養をしてから粉骨です。
一つづつ別々に新たな骨壷に入れてお持ち帰りがご希望でしたので、一つづつ粉骨作業に取り掛かりました。
一つ目の猫ちゃんの火葬したお骨は、真っ白でとても綺麗なお骨でしたが、二つ目の骨壷に入っているお骨は、まだ火葬が不十分のお骨でした。
お客様に、その事をお話しすると「火葬に上手い下手って言うのがあるのですか。同じ所で火葬しているのですが。」と目を丸くしてビックリした様子です。
粉骨した一番初めのお骨と二番目のお骨を見比べてみると白さが違います。
「こんなに違うのですか。」と言っていました。
又、四番目のお骨も粉骨したら灰色でした。
「これも、火葬が不十分なのですね。」とチョッと不安そうに言っていました。
三番目のお骨の量が一番大きくて2寸の骨壷一杯にありました。「こんなにお骨の量って違うのですか?」とも言っていました。
それにしても、粉骨パウダーを4つ同時に行うとお客様も目がなれてくるのでしょうか、スタッフが何も言わなくても粉骨したお骨を見て灰色のお骨をすぐに「火葬技術の状況を言い当てました。」
真っ白なお骨と灰色のお骨では、やっぱり真っ白な方が良いですよね。
ただ、粉骨したお骨の細かさと均一なパウダー状のお骨に「細かいですね。」といってくれたのが救いでした。
他所で火葬したお骨でも、同じペットの火葬している業者としてきれいなお骨だと良いのですが、黒い燃えかすが残っているようなお骨では、お客様にすまないと思ってしまいます。
粉骨作業をしていると時々この様なお骨が見受けられます。依然あったのですが、余りに酷かったので一旦火葬をし直して粉骨したこともあります。
その時のお客様は、「こんなに真っ白になるんですか?」と余りにも火葬をし直した後のお骨が正反対の色になってお客様もビックリ顔だったことを思い出します。
当園の粉骨は、きめ細かくてお客様に好評ですが、火葬状況によっては色合いがかなり違ってきます。本日の粉骨パウダーも火葬が上手く綺麗にしてあるのとそうではないのとがありました。
ですから、お客様もチョッと説明したらすぐに分かってくれました。
当園では、他で火葬したお骨の粉骨パウダーも色々なお客様から持ち込まれます。
今日も東久留米市からでしたが、最近はかなり遠方からもいらっしゃいます。これは当園の粉骨パウダーがお客様の中に浸透して来ている事なのでしょう。
これからも、確りと綺麗な粉骨パウダーを大勢のお客様方に提供できるように誠心誠意努力していきたいと思っています。