毎年しなくてはならない作業にペット霊園内の樹木の剪定作業があります。
この選定作業は、毎年綺麗なお花を咲かせるためにしなくてはならない作業です。この剪定作業はお花が終わりになった頃から未だ木々が眠っている2月までに行わなければなりません。
今回は、2月後半から3月2日の本日までの間に行いました。
今回の剪定の特徴は、大幅な剪定を致しました。それは、ペット霊園の樹木も段々大きくなって枝と枝がぶつかり合うようになって来てしまいました。
そうすると、風や太陽の光が届かない場所が出来てしまい、害虫の発生やカビ、栄養が十分に届かない等の理由によって綺麗なお花たちが咲くのが阻害されてしまいます。
その為、今回は木々の内部の枝を幹から切り取って十分に余裕が出来る空間を作ることを心がけて行いました。
特に、ムクゲの木はペット霊園に相当数植わっています。
東側や南側の境界の所に1メートルから2メートルおきに植えてあります。
これは、ムクゲのお花で6月から10月までペット霊園を一杯に飾ってもらおうとして植えたものです。でも、境界に植えたムクゲは育っているのと中々育たないのがあります。
キッと土壌の性だと思います。
でも、ペット霊園も作って10年も経つのでこの境界に植えたムクゲも段々お花を付けてきています。
今回は、未だ小さいと思うムクゲであっても枝の形を整えたりするためにバッサリ行いました。
又、サルスベリの剪定も行いました。
サルスベリで一番問題であった、カイガラムシ退治も一段落つきました。
4本のサルスベリの内未だ1本がカイガラムシ退治が完治していませんが、大体思うように直ってきています。
今回の剪定では、ムクゲと同じく枝の大幅な剪定を致しました。
なるべく枝が広く外に行くように行い、可也太い幹も所によっては切り落とす事も致しました。
それと、今回な何と言っても門被りの枝の廻りにお花を付けることが出来るような剪定作業を行いました。
昨年、門被りの枝に支えのパイプを添えて補強を行いましたが、今回はその門被りの枝を大事に育てながらその枝の周りにお花をいっぱいつける事が出来るかが勝負です。
その為、門被りの枝から生えている小枝を10センチほど残して小枝を切り落とし、その小枝から新たな芽が出て小枝が出てくるのを待つことに致しました。
これで今年は、昨年より以上門被りの枝の周りにお花が咲く競うことになるのでしょう。
それと同時に第4区画の所に植えてある、山茶花の剪定も行いました。
この山茶花は、二本の木をひとつの塊としてハート型に作っているコトロです。
未だ、完全なハートの形になっていませんが、今回も真ん中のハートの切れ込みの部分と上の丸く開いていく所を中心にカットして見ました。
以上でムクゲとサルスベリ、山茶花の選定作業が終了しましたが、霊園内のお休み場所の前がその枝でいっぱいになってしまいました。
そこで、本日軽トラックでその剪定枝を片付けましたが、トラック一杯ありました。
1メートル以内に切り揃えて市役所の剪定枝の集積所に持ち込みました。
私達もこの選定枝で作ったチップを時々貰ってきて育成用の土の改良剤として使っていますが、資源の再利用をすることで自然の循環を図って生きたいと思っています。
ここで、3月になって段々春の息吹も感じられるようになりましたが、お花がいっぱい咲く季節がもう時期到来することを楽しみにしています。