「ペットの火葬についてお幾らになるか教えてくださ。」と朝一番で狭山市の入曽から電話いただきました。
お客様の母親のミニチュアダックスが亡くなってしまって、火葬業者を見つけているお電話でした。
母親が一人住まいなのかお電話いただいたお客様と一緒に住んでいるのかは、不明ですが、朝方亡くなったようです。
狭山市の入曽まで移動火葬で来て貰って火葬したいのですが、ご近所の手前もあるので音と臭いが心配なようです。特に音について詳しくお聞きになりました。
電話してきた方は火葬する場にいられないようで、お母様が住んでいる所に行って火葬してもらいたいのですが、音が大きいとご近所に迷惑が掛かるので詳しく聞きたいようでした。
音や臭いについて説明をさせて頂きました。
火葬する音で一番大きいのは、発電機の音です。続いて送風の音です。後は殆ど音は出ませんので、一番大きい発電機の音をなくすと音は極端に小さくなります。と説明させて頂きました。
その音を消すためには
30メートルの電気のコードを持っているのでお宅で使用している100ボルトに電気のコンセントを貸して頂くと発電機の音がなくなります。とお話しすると分ってくれました。
続いて臭いの問題です。
臭いの問題については、過燃焼を起こさないようにすれば臭いは出ません。とお答えさせていただきました。
又、臭いの出ない火葬方法の開発改善も行なって現在10種類位の火葬方法を行なっています。その為、今回のミニチュアダックス3.5キロの火葬では小型のペット火葬車で全く大丈夫です。
お客様も納得されたらしく、予約を戴きました。
予約時間にお客様の元にお伺いすると、すっかりその内容が伝わっていて電源を貸していただいて、火葬する場所も確保していただいてありました。
お陰で、すぐに火葬をして移動火葬の一任火葬でしたのでスタッフがお骨を拾ってお渡しいたしました。
肺に腫瘍があったミニチュアダックスですが、後は真っ白でとても綺麗でした。痩せてしまっていましたがヤッパリ腫瘍があると痩せてしまいますよね。
でも、お客様は死亡した原因らしいものが見つかって納得したみたいです。
お骨をお渡しすると確りと胸に抱いて私達が帰るのを見送っていただきました。
お客様の思うような火葬が出来て、確りとお見送りが出来たことが良かったようでした。
私達が帰る時は、「有難うございました。」と深々と頭を下げて感謝の意を呈していただきました。
お大事にしてください。